大阪から香川県へはどうやって行けるんだろう?
大阪から香川県へ移動を考えているけど、どうやって行けばいいか悩んでいる人向けに、大阪から香川県の県庁所在地の高松までの行き方を紹介していきます。
僕自身は香川県出身で、4年間大阪にある大学に行っていたので、何十回も関西と香川県を行き来していました。
なので、大阪と香川への移動手段を熟知しています。
大阪から香川県へは4つの移動手段があるので、それぞれの移動手段の
- 費用
- 移動時間
- 特徴
について具体的に解説します。
記事を読めば、自分にふさわしい移動手段が分かります。
大阪(関西)から香川県への移動で知っておきたいこと
最初に大阪から香川県への移動について知っておきたいことを3つ紹介します。
大阪から香川への飛行機はない
都道府県をまたぐ移動手段として1番早いのは、飛行機ですが、関西エリアから香川県への飛行機はありません。
羽田や成田からは飛行機が飛んでいるため、移動時間だけ考えると、関東よりも時間がかかります。
航空券の比較サイト上で大阪から香川県への便を検索すると、成田空港や羽田空港経由などのようなお金と時間を無駄に使ってしまう便が表示されます。
台風など風が強い日は移動できないことがある
関西から香川に行くにあたって、海を越えないといけないため、橋を渡るかフェリーを利用することになります。
そこで覚えておきたいのが、大きな台風が接近した時など、強風が吹いている時は通行規制により通行できないことがあるということです。
関西から香川へ行くことのできる
- 神戸から淡路島にかかる「明石海峡大橋」
- 淡路島から四国にかかる「鳴門大橋」
- 岡山から香川にかかる「瀬戸大橋」
の3本の橋の通行止め情報をチェックするようにしましょう。
また、風が強い日は波が高くなるため、フェリーも欠航になります。
通行止めになることは珍しいですが、移動する日に台風が近づいてきている場合などは、橋の情報やフェリー会社のサイトを確認するようにしよう。
香川へ行くときだけなく、香川から帰る時もチェックしておこう!
下手すると帰れなくなるよ!
小豆島に行く場合は全然違う
大阪から香川県へ行くと言っても、香川県の小豆島に行く場合は、今回紹介する移動手段と時間や費用が全然違ってきます。
小豆島までは兵庫県の神戸市と姫路市の他、岡山県からもフェリーが出ています。
フェリーごとに到着する場所が全然違うので、目的地に合わせて利用してください。
大阪(関西)から香川県への行き方
では、関西から香川県への移動手段について紹介していきます。
この記事内では、大阪府の大阪駅と、香川県の高松駅を移動することを想定しています。
移動手段としては以下の4つがあります。
- 高速バス
- 電車
- 車・バイク
- フェリー
移動にかかる費用や所要時間をまとめると以下のようになります。
移動手段 | 費用 | 移動時間 |
---|---|---|
高速バス | 4,100円 | 3時間半 |
電車 | 7,250円:新幹線 4,720円:在来線 | 2時間20分:新幹線 3時間55分:在来線 |
車・バイク | 6,440円(高速料金) ETC料金 | 2時間45分 |
フェリー | 1,990円 | 4時間15分:直行便 4時間45分:小豆島経由 |
それでは、関西から香川県への移動手段である以下の4つの移動手段についてそれぞれ解説していきます。
大阪から香川へ高速バスで移動
まず紹介するのが高速バスを利用する方法です。
バスに乗って、降りたいバス停で降りればいいだけなので楽なので、利用する人が多い移動手段となっています。
全席指定席で、移動中は座っておく必要がありますが、淡路島で1回休憩があります。
関西から香川県へは「JRバス」と「フットバス」の2種類の高速バスが運行しています。
「JRバス」と「フットバス」も料金は基本的に同じですが、早めに予約することで安くなる「早割」や学生証の提示で安くなる「学割」などそれぞれのバスで割引が違っています。
また、JRバスの方が便数が多いです。
利用する人が多い移動手段。
料金も高くないし、移動時間も最低限。
1人移動の人におすすめ。
「瀬戸内クルーズ&バスセット」という
- 高速バス「フットバス」 の片道1回分
- ジャンボフェリーの片道1回分
が一緒になったセット券があります。
大人1人4,800円なので、片道2,400円とかなり安くなります。
大阪から香川へ電車で移動
関西から香川へ電車へ行くことができます。
高速バスのように明石海峡大橋を渡れないため、瀬戸大橋まで行く必要があるので距離的には遠回りになりますが、新幹線を使えば1番早く行くことができます。
新幹線でも在来線を使う場合でも、関西から岡山まで行き、快速マリンライナーで瀬戸大橋を渡るというルートは同じです。
しかし、費用と所要時間は全然違います。
種類 | 料金 | 移動時間 | 乗り換え |
---|---|---|---|
新幹線 | 7,250円 | 2時間20分 | 2回 |
在来線 | 4,720円 | 3時間55分 | 2回 |
見ての通り、新幹線は早く行くことができますが、安くないですね。
お金に余裕があって、移動時間を短くしたい人は新幹線を使ってみてください。
日本旅行では、新幹線と快速マリンライナーが一緒になったお得なチケットがあります。
公式
岡山から香川への快速マリンライナーについては以下の記事を参考にしてください。
一度岡山まで行く必要があるので、距離的には遠回りだが、新幹線を使えば、1番早く行くことができる。
在来線を利用するメリットはほぼない。
香川県の西側に行く場合は便利。
大阪から香川へ車・バイクで移動
3つ目の移動手段は車またはバイクで行く方法。
大阪駅から高松駅までの距離は約200kmで、法定速度を守って走った場合は2時間45分で到着します。
高速代、ガソリン代がかかりますが、移動途中に寄り道して観光したりすることができるのがメリットです。
香川県内を効率よく観光するなら車やバイクの方が便利なので、観光目的の人にはおすすめの移動方法です。
梅田ICから高松中央ICまでETCを付けた普通車で移動した場合、高速料金は 6,440円となります。
車を持ってない人はレンタカー代もかかりますね。
1人で行くと高くつきますが、グループで行く場合は、割り勘すれば、1人あたりにかかる費用は安くなります。
大阪からなら明石海峡大橋を渡り、淡路島を通って、香川県に行くルートが便利です。
香川県の西側に行きたい場合は、岡山県まで行き、瀬戸大橋を渡るという選択肢もあります。
公式 楽天トラベルのレンタカー
車・バイクは、自分のペースで移動できるのがメリット。
高速道路代の他、ガソリン代がかかる。
何人かで行く場合、割り勘すれば安くなる。
車やバイクで旅行する人には、安心してドライブを楽しむためにJAFの加入をおすすめします。
万が一のトラブル時も24時間365日対応してくれるので安心です。
JAF会員だと、ほとんどのロードサービスが無料なので、余計な出費が発生しません。
さらに、会員特典で観光地やレストランでの割引もあります。
大阪から香川へフェリーで移動
最後に紹介するのは、兵庫県の神戸三宮フェリーターミナルと香川県高松市にある高松東港を結ぶ「ジャンボフェリー」というフェリーを使って香川県に行く方法です。
三宮を出発し、高松東港まで約4〜5時間かけて移動する長旅ですが、費用が安くすみます。
神戸三宮フェリーターミナルは三宮駅から1.5km離れた場所にあり、歩いても20分ぐらいの距離なので、荷物が少ない場合は問題ないですが、荷物が多い人や雨の日などは連絡バス(有料)を利用しましょう。
神戸港と間違えないようにしましょう。
高松東港は高松駅から離れていますが、無料の送迎バスでJR高松駅まで行くことができます。
高松駅まで行けば、JRやこどでんなどの電車にも乗れます。
移動途中に明石海峡大橋を下から眺めることができたり、瀬戸内海の島々を見れたり、船旅を楽しめるよ!
料金が1番安いのがメリットです。
大人料金は片道1,990円。
往復だと3,390円なので、片道あたり1,695円になるのでさらに安くなります。
ただし、フェリーでの移動は他の移動手段と比べても移動時間は1番かかってしまいます。
直行便は4時間15分。
小豆島経由の便は4時間45分かかります。
フェリー移動が1番効果を発揮するのが、車やバイクでの移動!
人の乗船料金とは別に車両料金はかかりますが、高速道路代とガソリン代を使わないので、かなり節約することができます。
運転による疲れもたまりません。
移動中は横にもなれますし、映画やドラマを見たり、本を読んだりできるので、
- とにかく安く移動したい人
- バスに酔いやすい人
- 船旅を楽しみたい人
におすすめです。
夜行便を上手く使えば、寝ているうちに移動することも可能。
ただし、個室でない限り、ずっと明かりがついていますし、夜中でも話している人もいる可能性があるので、熟睡は難しいということは覚えておいてください。
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移動料金は1番安いが、移動時間は1番かかる。
車やバイクの人は、高速代も節約できる上に疲れない。
大阪(関西)から香川県への行き方まとめ
関西から香川県への行き方を紹介しました。
それぞれの都合に合わせて、移動手段を選んでみてください。