毎年8月に坂出市で開催されるさかいで大橋まつり。
2019年の第54回を最後にコロナで2年連続で中止されていましたが、2022年は規模を縮小されて3年ぶりに開催。
そして、2023年の第58回さかいで大橋まつりは通常通りの規模で開催されることが決定しました。
しかも、花火は通常の約4倍になります。
記事内では、2023年に開催されるさかいで大橋まつりの
- 開催されるイベント
- 海上花火大会
- 日程と開催場所
- まつり自体の歴史
について紹介していきます。
ぜひ記事を参考に、さかいで大橋まつりを楽しんでください。
さかいで大橋まつりの海上花火大会、想像以上に良かったです🙌
— カガワン(香川県の情報をお届け) (@kagawan13) August 11, 2023
今から帰ります🚗 pic.twitter.com/hkZwPmpq1h
2023年のさかいで大橋まつりでは2022年に中止された太鼓台と総踊りが開催
さかいで大橋まつりのメインイベントの1つである「太鼓台」。
坂出駅前を舞台に、大勢の人が大きな太鼓台を担ぎ、競争するものです。
太鼓台10基が参加し、全チームの演舞を競った後は、太鼓台5台ほどが協力してグループ演舞が行われます。
日が暮れ暗くなった後に、太鼓台に光が灯り綺麗で、坂出の夏の風物詩です。
しかし、太鼓台を行うにあたって、演者はもちろん、見物客自体も人が密集することは避けることは難しいと判断され、2022年は太鼓台は中止されました。
総踊りに関しても同様の理由で2022年は中止されました。
ですが、2023年に関しては「太鼓台」と「総踊り」は例年通り開催されます。
まつり自体は去年開催されましたが、「太鼓台」と「総踊り」に関しては4年ぶりの開催です。
2023年のさかいで大橋まつりでは海上花火大会開催

2023年のさかいで大橋まつりの最終日である8月11日(金・祝)には、海上花火大会が行われます。
坂出港中央埠頭から打ち上げられるもので、例年だと打ち上げ数は4,000発。
ですが、2023年は瀬戸大橋開通35周年を記念して、約4倍となる15,000発の花火が打ち上がります。
花火大会当日は、会場近くに多数の無料臨時駐車場が開設されるので、ぜひ利用してください。
花火の打ち上げ場所と観覧場所

さかいで大橋まつりの花火は、坂出港中央埠頭から打ち上がります。
さかいで大橋まつりの花火を楽しみたいなら、公式の観覧場所である
- 坂出港中央ふ頭会場
- 西岸壁会場
のどちらかに行きましょう。
花火からの距離が近いため、人が大勢来ますが、1番迫力を楽しむことができます。
その他に、坂出港周辺や坂出港まで高い建物がない場所から見ることができます。
中央ふ頭会場の場所
その他に花火が見える場所

場所によっては、隣の宇多津町からも見ることができます。
青ノ山山頂展望台が有名ですね。
また、瀬戸中央自動車道にある与島パーキングエリアからも瀬戸大橋越しに鑑賞可能です。
お金はかかりますが、香川県側からも岡山県側からもUターンできるので、わざわざ行く人もいます。
かなり離れますが、瀬戸内海を挟んだ岡山県側の鷲羽山辺りからも小さいながら見えるようです。
坂出港周辺は人がたくさん集まり密集し、交通渋滞も起こるため、落ち着いて楽しみたい人は少し離れた場所から見ることをおすすめします。
荒天時には翌日に順延されます。
2023年のさかいで大橋まつりの日程と場所

2023年はさかいで大橋まつりは4日間を通して行われます。
例年通り、
- 1日目(金):前夜祭
- 2日目(土):瀬戸大橋パレード・土曜デー・自由連・総おどり
- 3日目(日):太鼓台競演
- 4日目(翌日曜日):海上花火大会
という日程で、計4日間を通し、様々なイベントが盛りだくさんで開催されます。
2022年は上記でも紹介したように総踊りや太鼓台競演が中止されたため、
- 1日目:ステージイベント(自由連を含む)、土曜デー
- 2日目:海上花火大会
という日程で、8月6日(土)と8月7日(日)の計2日間に縮小されて開催されました。
1日目以外は交通規制が行われうので注意してください。
1日目:8月4日(金)
初日は夕方から前夜祭が開催されます。
時間 | イベント内容 |
---|---|
16:30〜20:30 | 前夜祭 |
2023年は特別ゲストとして、お笑い芸人の長州小力さんが来て、お笑いショーを実施します。
ステージイベントのタイムスケジュールは以下の通りです。
- 16:30〜:オープニングセレモニー
- 17:00〜:まろダンスステージ・キッズダンス・フランダンス
- 18:40〜:坂出かけはし大使認証式
- 19:20〜:長州小力さんによる駅前お笑いショー
- 20:10〜:そうだ、福投げしよう!
2日目:8月5日(土)
初日に開催されるのは、坂出駅前のハナミズキ広場で「ステージイベント」として「かえってきた真夏の夜の祭典」が開催されます。
2日目は踊りが中心の日です。
開催時間は16:00〜20:00となっています。
時間 | イベント内容 |
---|---|
16:00〜17:00 | 瀬戸大橋パレード |
17:00〜18:00 | おどり1部「自由連」 |
18:20〜20:00 | おどり2部「総踊り」 |
18:00〜21:00には、坂出駅から歩いて行ける坂出商店街で、「土曜デー」が開催されます。
18:00からは
- 金魚すくい
- 射的
- 輪投げ
などの各種ゲームが1回100円で遊べます。
17:00からは飲食もスタート。
かき氷や餃子などが食べれる屋台村が設置されるほか、キッチンカーも20台来ます。
さらに、坂出市の人気うどん屋「日の出製麺所」も特別出張され、うどんが限定200食で提供されます。
坂出駅前のハナミズキ広場

16:00〜20:30の時間帯は坂出駅周辺で交通規制が実施されます。
3日目:8月6日(日)
3日目は夕方から夜にかけて太鼓台競演が行われます。
時間 | イベント内容 |
---|---|
18:00〜20:30 | 太鼓台競演 |

太鼓台競演の開始時間の18:00から終了して30分後の21:00までは交通規制が行われます。
4日目:8月11日(金・祝)

さかいで大橋まつりの最終日の4日目は、海上花火大会が開催されます。
20:00から1時間にわたって、坂出港の海上から15,000発の花火が打ち上がります。
花火の時間に合わせて18:00〜21:45の時間帯に坂出港周辺では車両交通規制が実施されるので気をつけてください。
さかいで大橋まつり海上花火大会の会場及び交通規制等のご案内(PDF)
2023年のさかいで大橋まつり開催中の臨時駐車場

2023年のさかいで大橋まつり開催中の4日間は、坂出市立東部小学校が臨時駐車場として開放されます。
誰でも無料で駐車できるので、車で行く人は利用してください。

車の入口は、坂出市立東部小学校の南側になります。
坂出市立東部小学校の場所

有料駐車場だと、会場から近い坂出駅北口地下駐車場も便利です。
ただし、8月5日と8月6日の交通規制時間には、JR坂出駅北口地下駐車場の東側出入り口を封鎖し、西側出入り口は出庫専用となります。
駐車したい人は、交通規制時間前に駐車するようにしましょう。

海上花火大会の日は、坂出市立東部小学校以外にも様々な施設の駐車場が臨時駐車場として開放されます。
無料臨時駐車場の利用可能時間は16:00から22:30までです。
ただし、坂出自動車学校のみ18:00から利用可能となっています。
無料の臨時駐車場 | ・坂出市立体育館 ・鎌田商事 ・創価学会坂出文化会館 ・百十四銀行 坂出支店 ・旧商工会議所跡地北 ・坂出合同庁舎 ・坂出市役所 ・坂出市立東部小学校 ・旧市立病院跡地 ・坂出市教育委員会 ・坂出市民武道館 ・旧カリビアンクルーズ跡地 ・香川県立坂出工業高等学校 ・坂出市立坂出小学校 ・番の州多目的広場 ・石垣職員駐車場 ・坂出自動車学校※18:00~ |
有料の臨時駐車場 | 坂出駅北口地下駐車場 |
花火大会当日の臨時駐車場の利用状況に関しては坂出市の公式SNSアカウントから情報発信されます。

花火終了後には大量の車が帰路につくため、坂出市の会場付近を中心に1時間程度は渋滞が起こることを覚悟しよう。
交通規制も行われるから、できるだけ公共交通機関を利用して行くことをおすすめするよ!
さかいで大橋まつりの歴史
さかいで大橋まつりは、2023年の開催で58回目となる歴史あるお祭りです。
さかいで大橋まつりの前身は「坂出みなと商工祭り」という祭りで、古くから開催されていました。
これは、香川県出身の久米通賢によって、当時日本の塩の生産量の約半分を生産するほど塩業で栄えていた坂出の町や、塩の輸送拠点となっていた坂出港の歴史に紐づくお祭りです。
昭和41年(1966年)に「坂出みなと商工祭り」から「坂出まつり」に名前が代わり、第1回目が開催されました。
その後、昭和63年(1988年)に瀬戸大橋が開通し、新たな坂出市のシンボルとなったため、現在の「さかいで大橋まつり」と変更されました。
2023年のさかいで大橋まつり情報まとめ
2023年に開催されるさかいで大橋まつりの情報をまとめて紹介しました。
今年は、2022年と違って太鼓台や総踊りなどメインイベントも開催されるので、まつりの期間はかなり盛り上がりそうです。