全国にはいくつかの「日本一低い山」がありますが、この記事では、香川県東かがわ市の白鳥神社の敷地内にある日本一低い山「御山」について紹介します。
標高が3.6mしかない山で、誰でも登ることができます。
東かがわ市にある隠れた観光名所の一つです。
御山は白鳥神社の境内から歩いてすぐなので、誰でも気軽に楽しむことができます。
登山者は登頂を成し遂げた証として、無料の証明書を手に入れることができるので、入手方法についても紹介します。
香川県東かがわ市の白鳥神社にある日本一低い山「御山」
香川県東かがわ市にある白鳥神社の境内に位置する「御山」は、日本一低い山として知られています。
白鳥神社の敷地内にあるので、行こうと思えば、神社の参拝後にすぐに行くことができますが、知名度はそこまで高くないので、白鳥神社を訪れた人でも御山に行かずに去ってしまう人も多いです。
標高
「日本一低い山」を謳っている御山の標高はたったの3.6メートルです。
この標高は、通常の山のイメージとはかけ離れていますが、山の定義が「周りに比べて地面が盛り上がって高くなっているところ」なので、れっきとした山です。
1番低いところは標高0.7mとなります。
他の場所より標高が高いというだけで、山のようにポコッとなっていません。
山頂までは坂を登っている感覚も全くなく、気づいたら登頂している感じです。
なので、誰でも徒歩で簡単に登ることができる山だと言えます。
白鳥神社の境内には、白鳥神社のマスコットキャラクター「みゃ〜まる」が猫ということで「ネコも登れる3.6m」と書かれた旗が設置されていました。
歴史
一般的に神社の近くにある山は、古来より地域の人々により崇められ、神社の信仰と深く結びついてたりしますが、御山に関しては、昔からあったものではなく、約20年の歴史しかありません。
2004年に台風で白鳥エリアの建物のほとんどが浸水した際、白鳥の松原の中に水没していな周囲より高い場所を発見。
翌年の2005年8月に、町おこしとして日本一低い山「御山」が山開きされました。
三角点にも「平成17年8月17日」と刻まれています。
香川県にある日本一低い山「御山」の場所・行き方
御山は、白鳥神社の北側にある「白鳥の松原」にあります。
神社の境内からは約3分で山頂まで行くことができます。
まず、境内の北側から出ましょう。
鳥居をくぐって北へ向かいます。
そのまま直進します。
「御山山頂約90m」と書かれた石が設置されている場所を右に進みます。
そのまま直進すると、右側に御山の山頂があります。
御山の場所
白鳥神社への行き方や駐車場に関しては以下の記事を参考にしてください。
白鳥の松原にも小さい駐車場がありますが、白鳥神社の方が広くて停めやすいのでおすすめです。
日本一低い山「御山」の登山(登頂)証明書が無料でもらえる
御山では、登山証明書を発行しています。
まず、白鳥神社の社務所で、登山証明証を受け取ってください(営業時間以外やお昼休みの時間は受け取れません)。
次に、白鳥神社から西に100m進んだ場所にある和菓子屋「みなとや」に行きましょう。
みなとやの場所
店の中に入り、店の人に登頂証明書のことを伝えると、証明書にスタンプ(登山証明印)が押されます。
証明書には、何番目に登頂したか番号が記されており、現在、約3万人の人が登山証明書を受け取っています。
みなとやの営業時間は9:00〜17:00で、定休日は月曜日です。
みなとやが休みの日は、白鳥神社でスタンプを押してくれます。
みなとやのぶどう餅は有名で、1本100円とリーズナブルなので、ぜひ食べてみてください!
香川県にある日本一低い山「御山」まとめ
香川県東かがわ市にある日本一低い山「御山」について紹介しました。
ぜひ知る人ぞ知る特別なスポットである御山を訪れてみてください。