
屋島にはどうやって行ける?
駐車場はどういう感じなんだろう?
この記事では、屋島へのアクセス方法と、車やバイクで行く人向けに駐車場を紹介します。
記事を読めば、どのような行き方があるのかを知ることができます。
初めて屋島に行こうと思っている人は参考にしてください。
香川県高松市にある屋島の場所


屋島は香川県高松市の北東部にあります。
上記の写真は香川県庁の展望室から撮影したものです。
屋島は名前の通り、屋根のように平らなのが特徴。
高松市内であれば、遠くからでも見ることができます。
屋島は高いところで標高292mあり、屋島山上にある展望台からは高松市や瀬戸内海が一望できます。
また、2022年8月にオープンした屋島山上交流拠点施設「やしまーる」からはより高い位置から景色を見ることができます。
屋島の場所
屋島の近くには高松市内でおすすめのうどん屋の1つである「おうどん 瀬戸晴れ」があります。
屋島へのアクセス・行き方


屋島の行き方は、以下の3つの方法があります。
- 車・バイク
- 電車・バス
- 徒歩(登山)
それでは、それぞれの行き方について詳細を解説していきます。
車・バイク


屋島山上には駐車場があるので、車やバイクのアクセスしても問題ありません。
屋島山上にある駐車場は、20分以上の駐車する場合は駐車料金がかかります。
以前は屋島山上へ続く約3.7kmの道「屋島スカイウェイ(旧屋島ドライブウェイ)」は有料でしたが、2017年に高松市が買い取り、現在は無料化されているため気軽に行くことができます。
屋島スカイウェイの途中には、広くはないですが車を停車する場所もあり、そこから屋島の東側にある五剣山や庵治町が見えます。
屋島スカイウェイの途中に、下り坂に見えるのに実際は上り坂である「ミステリー坂 (おばけ坂、幽霊坂)」があります。


大きな道を通ってくる場合は、東または西から国道11号線沿いを走りましょう。
そして、マクドナルド(屋島店)がある角を北に曲がってください。


踏切を越え、左手に「骨付鳥 一鶴(屋島店)」を通り過ぎた後は、そのまま道に沿って上り坂を走りましょう。
上り始めてすぐの右カーブのところで左に進むと四国村ミウゼアムやざいごうどん本家 わら家があります。
高速道路を利用する場合は、高松自動車道の高松中央ICで降りてください。
駐車場については記事の後半に料金や利用方法について詳しくまとめています。
電車・バス


屋島山上へは、ことでんバスが運行している「屋島山上行シャトルバス」で行くこともできます。
バスに乗車できるのは
- JR屋島駅
- 琴電屋島駅
- 四国村
の3カ所。
どこから乗車しても、乗車料金は100円です。



屋島山上の観光の前後に四国村バス停で降りて、ざいごうどん本家 わら家でうどんを食べたり、四国村ミウゼアムや屋島神社を観光するのもいいね!


平日はJR屋島駅を8:17に出発するのが始発。
そして、17:11に到着する便が最終になります。


休日や祝日には、平日よりも遅い時間も「臨時便」が運航されます。
ただし、臨時便は琴電屋島駅と四国村の2つのバス停しか寄らず、JR屋島駅からは乗れないので気をつけてください。
参考 屋島山上シャトルバスの時刻表と臨時便カレンダー(PDF)
徒歩(登山)


屋島は、麓から登山ルートがあるので、歩いていくこともできます。
いくつかのルートもあり、登山初心者でも登りやすいです。
所要時間は人によって違いますが、片道45分間〜1時間ぐらい。
近くまでは、琴電屋島駅またはJR屋島駅まで電車で行くのがおすすめです。
お金はかかりませんが、時間がかかる上に疲れるので、登山目的ついでに屋島山上も楽しむ人以外はおすすめしません。
屋島山上にある高松市屋島山上観光駐車場


屋島の山上には「高松市屋島山上観光駐車場」という駐車場があります。
収容台数は355台と多いです。
営業時間や駐車料金、利用方法について解説していきます。
高松市屋島山上観光駐車場の場所
営業時間
駐車場の営業時間は、6:30〜22:00。
夜景を見る人も22:00までには出庫するようにしましょう。
ただし、大晦日と元日は特別で
- 12月31日の営業時間は6:30〜24:00
- 1月1日の営業時間は0:00〜22:00
となるので、初日の出を見たい人や屋島寺へ初詣をしたい人は問題なく利用することができます。
駐車料金


高松市屋島山上観光駐車場は、20分以内の駐車であれば無料で利用することができます。
それ以上駐車する場合は、以下の通り駐車料金がかかります。
区分 | 駐車料金(1日) |
---|---|
自動車 | 300円 |
バイク(原付き含む) | 200円 |
大型車(バスなど) | 1,200円 |
駐車料金は支払いには
- 現金
- クレジットカード
- 香川県の交通系ICカード「Iruca」
が利用できます。
気をつけておきたいのは、紙幣は千円札しか使えないということ。
5千円や一万円札は使えない上、両替機はないので、何かを購入する必要があります。
カードを持っていない人は小銭または千円札を用意しておきましょう。
事前精算機の利用がおすすめ


高松市屋島山上観光駐車場は、出口は一つしかないため、休日を中心に出口が混み合うことが問題となっていました。
そこで、駐車料金の精算が前もってできる事前精算機が2022年から導入されています。
出口で精算すると、駐車券を入れて、お金を払い、お釣りや領収書を受け取るという行動に時間がかかります。
その点、事前精算機で精算を終えていれば、精算済みの駐車券を入れるだけですぐに出庫することができるため、出庫する時にかかる時間が全然違ってきます。



自分の出庫にかかる時間はもちろん、他の人の時間も大幅に節約できるので、できるだけ事前精算機を利用するようにしましょう。


事前精算機は、目立つところにあるのですが、気づかない人が多いのか僕が行った時はほとんどの人は使っていませんでした。
駐車場の南側にある売店が入っている建物の前に設置されています。


精算が終わると精算時刻が刻印された駐車券が返却されます。
「精算完了後は10分以内に出庫してください。」と書かれていたので、刻印された時間から10分以内に出庫するようにしましょう。
ただし、連休など人が多く、どう見ても出口付近が混んでいる場合は、10分以内に出庫できないかもしれないので、出口で精算する方がいいかもしれません。
混雑を解消するために設置されている事前精算機なのに、10分以内に出れそうにないからあえて使わないという負のスパイラルになりますが…
駐車場の利用方法


高松市屋島山上観光駐車場の利用方法は以下のとおりです。


入場ゲート前で停車し、
- 車の人は緑色のボタン
- バイクの人は赤色のボタン
を押します。


機械から駐車券が出るので、受け取り、空いている場所に駐車します。
駐車券は出庫の時に必要なので、折り曲げたり、無くさないようにしましょう。
事前精算機のところに行き、駐車券を事前精算機の真ん中に挿入します。
サービス券を持っている人は、続けて挿入してください。
駐車料金が表示されるので、現金またはクレジットカードで支払います。
精算された駐車券が戻ってくるので、10分以内に出庫します。


出口ゲートまで行き、事前精算している人は、精算済みの駐車券を挿入すると、バーが上がるので、そのまま出庫します。
事前精算が終わってない人は、駐車券を挿入した後に精算した後に出庫できます。
大型連休などは、高屋島山上観光駐車場駐車場がすごく混んでいる場合があります。
満車だと、わざわざ時間をかけて登ったのに、駐車場が空くのを待つか、そのままUターンする必要があります。
タイムズのサイトで満車かどうかを確認できるので、混んでそうな時は屋島に行く前にサイトを確認しておきましょう。
屋島へのアクセスや駐車場に関するよくある質問
- 高松市屋島山上観光駐車場は無料ですか?
-
20分以内の駐車の場合は無料です。それ以上の駐車の場合は自動車が300円、バイクが200円の駐車料金がかかります。
- 高松市屋島山上観光駐車場は24時間営業ですか?
-
24時間営業ではありません。営業時間は6:30〜22:00です。
ただし、大晦日と元日は特別に夜中でも営業しています。
- JR高松駅から屋島へはどうやって行けますか?
-
JR高松駅からは、JRに乗ってJR屋島駅に移動した後にシャトルバスに乗って行くことができます。
他にも、高松駅から少し歩いてことでん「高松築港駅」まで行き、「瓦町駅」でことでん志度線に乗り換え「琴電屋島駅」まで行き、シャトルバスに乗って行くこともできます。
- 高松空港から屋島へはどうやって行けますか?
-
高松空港から直接行く場合、まずは高松空港から出ている高松空港リムジンバスに乗り、瓦町駅で降りてください。
そして、瓦町駅からことでんに乗り、「琴電屋島駅」で降り、シャトルバスに乗りましょう。
屋島へのアクセス・駐車場情報まとめ
屋島へのアクセスと屋島山上にある駐車場を紹介しました。
自分で車やバイクを運転して行くこともできますし、シャトルバスを利用すれば片道100円で行くことができます。
屋島山上にある駐車場も1日300円と安いので、気軽に屋島に行ってみてください。