この記事では、香川県のまんのう町にあるひまわり畑について紹介します。
夏には2カ所あるひまわり畑で合計で120万本のひまわりが咲き誇ります。
まんのう町のひまわりは、種から取る油の生産に使われるものですが、種を取る前には観光客でも自由に見れるように開放されています。
「夏に行きたい!ひまわり畑ランキング」では中山ひまわり団地が全国3位になるなど、注目度の高いひまわり畑です。
2023年7月8日に開催される予定だったまんのうひまわりまつりについて最初に紹介し、その後にひまわり畑の駐車場や行き方について解説していきます。
まんのう町のひまわりの見頃・綺麗に見れる時期

まんのう町のひまわりは6月下旬や7月上旬が見頃なのですが、2023年は梅雨の期間に晴れた日が少なかったため、例年よりも遅めとなっています。
2022年は7月上旬から見頃(7月8日に満開)でしたが、2023年のひまわりが咲き始めるのは、7月中旬からとなる見込みとなっています。
したがって、2023年は7月中旬〜8月初旬に見頃を迎えそうです。
基本的にまんのう町役場前→帆山ひまわり団地→中山ひまわり団地の順番に開花します。
まんのう町のホームページから定期的にひまわり畑の開花状況が写真付きで発信されているので参考にしてください。
まんのう町のひまわり畑は2カ所

まんのう町のひまわり畑は
- 帆山ひまわり団地
- 中山ひまわり団地
の2つに分かれています。
2つのひまわり畑は約1kmしか離れていないので、歩いて行き来することもできます。
帆山ひまわり団地
帆山ひまわり団地には「どこでもドア」や「幸せの鐘」などのフォトスポットも設置されています。
ひまわり畑に「ひまわり迷路」も作られており、歩きながら楽しめます。
ただし、ひまわり迷路に関しては高校生以下は無料ですが、それ以上の人は美化協力金として100円払うようになっています。
帆山ひまわり団地の場所
中山ひまわり団地
中山ひまわり団地は、帆山ひまわり団地から南西に1kmぐらい離れた場所にあります。
ひまわり畑を少し高い場所から一望できる展望台が設置されており、1人100円(中学生以下と駐車場の協力金200円を払っている人は無料)で利用できます。
展望台からは少し離れますが、近くの丘を登っても、ひまわり畑全体を綺麗に見ることができます。
中山ひまわり団地の場所
まんのう町のひまわり畑の見どころ・フォトスポット
まんのう町のひまわり畑の見どころ・フォトスポットは主に2つです。
- どこでもドア
- 幸せの鐘
どこでもドア

どらえもんのどこでもドアをモチーフにしたドアがひまわり畑に設置されています。

ドアの先もひまわり畑なので、ドアを開けて撮影してもいい写真が撮れます。
幸せの鐘

帆山ひまわり団地には、幸せの鐘という吊るされた鐘が設置されています。
鐘越しにひまわり畑全体を撮影することが可能です。
鳴らすと幸せになるかも?
まんのう町のひまわり畑の駐車場

まんのう町のひまわり畑には、帆山地区と中山地区にそれぞれ観光客向けの駐車場があります。
帆山ひまわり団地の駐車場は「帆山公民館」と「公民館の東隣りのスペース」の2カ所です。
この2つは隣接しており、約30台の駐車が可能です。
中山地区は、東側ひまわり畑の空き地が駐車場となっています。
こちらも約30台の駐車が可能です。
どちらの駐車場に停めても集金などはされませんが、美化協力金として200円を設置された集金箱の中に入れるように求められています。
強制ではありませんが、お金を払うようにしましょう。
集金箱の場所は、帆山の方は駐車場の入口に、中山はひまわり畑への入口に設置されています。
まんのう町のひまわり畑への行き方

まんのう町のひまわり畑は、国営讃岐まんのう公園の西側にあります。
金刀比羅宮からも5.5kmぐらいなので、同じ日に訪れてもいいですね。
車で行くのはもちろん、JRの駅がすぐ近くにあるので電車で行っても問題ありません。
車
駐車場があるので、車で行くのはおすすめです。
ひまわり畑周辺は交通量の少ない片道1車線の道路となっています。
高速道路を利用する場合は、高松自動車道の「善通寺IC」で降りて約20分です。
愛媛県側から向かう人は「さぬき豊中IC」で降りてもOK。
さぬき豊中ICからだと約30分ぐらいです。
徳島県側から向かう場合は、徳島自動車道の「井川池田IC」で降りて、25分ぐらいで到着します。
ひまわり畑周辺の位置関係は以下のPDFファイルを参考にしてください。
電車
JR土讃線の「塩入駅」が最寄り駅です。
塩入駅から帆山ひまわり団地までは450mしか離れていないので、10分も歩かずに行くことができます。
JR高松駅からだと、JR予讃線に乗ってJR琴平駅まで行き、JR土讃線に乗り換えて塩入駅に向かうことができます。
または、高松築港駅からことでん琴平線に乗って琴電琴平駅で降り、少し歩いてJR琴平駅から土讃線に乗って塩入駅で行く方法もあります。
ことでんを利用する方が少し安く行けます。
まんのうひまわりオイルは現地でもオンラインでも購入可能

ひまわりは見るだけで楽しめますが、まんのう町で採れたひまわりの種から抽出した油を生成し「まんのうひまわりオイル」として販売しています。
時期によっては、現地の駐車場でも販売していますし、香川県のお土産を取り扱っている場所にもあります。
香川県以外でも、Amazonや楽天市場からのネットストアからも購入可能です。
ひまわりオイルにはオレイン酸が豊富で、オリーブオイルの約10倍の量が含まれていると言われています。
「まんのうひまわりオイル」は、香川県まんのう町内で農薬を使わずに栽培されたひまわりの種だけを使用し、搾油工程では薬品や保存料を一切使用せず、伝統的な低温圧搾法を採用。
時間をかけて純度の高いオイルを抽出して製造されています。

ひまわりの絞りかすを餌として与えて育てた牛は「まんのうひまわり牛」というブランド牛となるよ!
2023年のまんのうひまわりまつりは急遽中止に


2023年7月8日(土)には、まんのう町帆山公民館で「まんのうひまわりまつり2023」が開催予定でしたが、7月に入って急遽中止になりました。
理由は「鳥害による再播種」や「長雨によるひまわりの生育不良」だそうです。
イベント内容
当日のは朝9:30からイベントが開始され、15:00に終了予定です。
時間ごとのイベントは以下のとおりです。
時間 | イベント内容 |
---|---|
9:30 | 忠八太鼓演奏 |
9:50 | 開会式 |
10:40 | 仲南小5年生発表(ひまわり学習) |
11:00 | 活動紹介(香川大学、徳島県上勝町など) |
11:30 | テノール歌手 大西貴浩 唱歌 |
13:00 | 前座おっさんバンド音楽ショー |
13:50 | iiyu (イーユ) ミニライブ |
14:30 | 大抽選会 |
15:00 | 閉会式 |
まんのう町帆山公民館の場所
まんのうひまわりまつり当日の駐車場
夏のシーズン中、まんのう町帆山公民館は、帆山ひまわり団地を見に来る人向けの駐車場になりますが、まんのうひまわりまつり当日に関してはイベント会場となるため駐車はできません。
車で行く人は、まんのう町役場 仲南支所に駐車してください。
1kmしか離れてないので15分ぐらい歩けば着きますし、ひまわりまつり会場までの無料マイクロバスが運行されます。
まんのう町役場 仲南支所の場所
まんのう町のひまわりまとめ
まんのう町のひまわり畑について紹介しました。
ひまわり迷路や駐車場を利用する場合は数百円かかりますが、それ以上の価値はあると思います。
公式サイトの開花状況を参考にして、ぜひひまわりが咲く時期に合わせて行ってみてください。