この記事では、香川県三豊市の「道の駅 たからだの里さいた」から歩いていくことができる場所にある「鮎返りの滝」について紹介します。
夏の時期には、川遊びスポットとして親子連れを中心に人気です。
滝壺は巨大ではないので、目の届く範囲で遊ばせることができます。
自然に囲まれたマイナスイオンたっぷりの場所なので、滝を見るだけでもリラックスできるので、川遊びをしなくても楽しめます。
記事内では、鮎返りの滝について
- 駐車場
- 行き方
- 注意点
について解説していきます。
この記事は「鮎返りの滝ってどんなところなのかな?」「三豊市で川遊びできる場所を知りたい」という人は参考になるはずです。
入場料などは必要ないので、気になった人は気軽にぜひ訪れてください。
香川県三豊市にある鮎返りの滝の場所と駐車場
![](https://kagawan.com/wp-content/uploads/2024/01/ayugaerinotaki-signpost.jpg)
香川県の鮎返りの滝は、三豊市財田町の山の中にあります。
財田川の支流である谷道川にある滝で、戸川ダムに流れて込んでいます。
鮎返りの滝周辺は、真夏でも空気がひんやりとして涼しいです。
綺麗な場所なので、2010年に公開された映画「きなこ。〜見習い警察犬の物語~」のロケ地にも使われました。
![](https://kagawan.com/wp-content/uploads/2024/01/takaradanosatosaita-car-parking.jpg)
鮎返りの滝周辺には駐車場がないので、車で向かう人は、「道の駅 たからだの里さいた」の駐車場に車を停めて、そこから歩いて向かってください。
広い駐車場が4ヵ所あるので、駐車できないということは基本ありません。
鮎返りの滝の場所
鮎返りの滝への行き方(道の駅 たからだの里さいたから)
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「道の駅 たからだの里さいた」から鮎返りへの行き方を解説していきます。
道の駅から600mしか離れていないので、歩いて10分弱ぐらいです。
途中に坂道はありますが、ゆるやかなので子どもでも問題なく歩いて行くことができます。
「道の駅 たからだの里さいた」から「鮎返りの滝」へのルート
分かれ道を左折して南へ進む
![](https://kagawan.com/wp-content/uploads/2024/01/tamakinoyu-ayugaerinotaki-branch.jpg)
道の駅の駐車場に駐車した後は、西方向に進んでください。
分かれ道があるので、「環の湯」に繋がる右側の道ではなく、左側の道を進みます。
![](https://kagawan.com/wp-content/uploads/2024/01/ayugaerinotaki-way-toilet.jpg)
道を曲がって少しすると、右側にトイレがあります。
鮎返りの滝周辺にトイレはないので、必要な人は行っておきましょう。
鮎返りの滝への道の途中にあるトイレの場所
脇道へ進む
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戸川ダム公園を通り過ぎた後は、登り坂を少し進みます。
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大きくカーブするところの内側に「鮎返りの滝」と書かれた看板があるので、道路を外れて、そちらに進みましょう。
この場所から鮎返りの滝まで約200mです。
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ここまで車で送ってもらうことは可能ですが、上記の場所から先は車で行くことは禁止されています。
近辺に路上駐車などもしないようにしてください。
直進する
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両脇に木が生い茂っている下り坂の砂利道を進みます。
![](https://kagawan.com/wp-content/uploads/2024/01/ayugaerinotaki-way-slope-branch.jpg)
坂を下り終わると、平坦な石畳道に出ます。
降りてきた方向を直進する感じで、真っ直ぐ奥へ進みましょう。
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突き当りが「鮎返りの滝」となります。
滝へ続く石の道は、流れる水や近くから湧き出る水の影響で濡れ、滑りやすくなっているので、ゆっくり歩いてください。
![](https://kagawan.com/wp-content/uploads/2024/01/ayugaerinotaki-center.jpg)
滝の下で水遊びをすることができます。
真夏でも水は冷たいので、ゆっくり入るようにしましょう。
手前は浅いですが、滝壺付近はかなり深くなっているので、子連れの方は目を離さないようにしてください。
昔に春の若鮎が財田川の上流を目指して上がってくるとき、鮎返りの滝の勢いが強かったため、これ以上先に進むことができなかったこと由来して「鮎返りの滝」と呼ばれるようになったと伝えられています。
鮎返りの滝を楽しむ時に注意すること
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鮎返りの滝を楽しむ時に注意することを3つ紹介します。
どれも大切なことなので、必ず覚えておいてください。
マムシ
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鮎返りの滝の近くには、毒ヘビのマムシが生息しています。
僕が訪れた時に見ることはありませんでしたが、「マムシ注意!この近辺にはマムシが多数生息しています。」と書かれた看板が立っていました。
マムシが活動的になるのは、夕方から夜の時間帯で、それ以外の時間はジッとしていることが多いです。
毒を持っていますが、近くに寄らない限り、あちらから積極的に噛みにくることはないので安心してください。
また、多くの蛇と違い、マムシは人が近寄っても逃げず、じっとしているため、知らずに接近することが多いので注意が必要です。
踏んでしまうと、噛みつかれてしまうので、足元に注意して歩くようにしましょう。
蚊
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鮎返りの滝は、山の中にある川の近くであるということで、蚊が発生しやすい場所です。
そのため、夏の時期を中心に、蚊を中心に虫がいます。
滝に行く際は、薄手の長袖を着たり、虫除けスプレーなどをかけたりする虫対策をして行くようにしましょう。
増水
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鮎返りの滝は、普段は問題ない水量なので流されるということはないですが、前日などに雨が降った後は増水します。
増水時には水深も深くなり、水の流れも強くなるので、水に入ることはせず、不用意に近づかないようにしましょう。
当日に雨が降ってなくても、前日に雨が降った場合は増水するので、鮎返りの滝を訪れる際は、前日の天気を必ずチェックするようにしてください。
香川県三豊市の川遊びスポット「鮎返りの滝」まとめ
香川県三豊市の川遊びスポット「鮎返りの滝」を紹介しました。
「滝」というと、一般的には長時間かけて歩いて向かう必要があったりしますが、鮎返りの滝は道の駅で車を停めて10分ほど歩くだけで到着します。
川遊びはスポットとしてはもちろん、ずっと鳴り続ける心地よい滝の音を聞くことができる癒しスポットでもあります。
地元の人だけでなく、道の駅を利用する観光客の人もぜひ行ってみてください。
鮎返りの滝で遊んだ後は、すぐ近くにある道の駅 たからだの里さいたで美味しいものを食べたり、お土産を買ったり、環の湯でさっぱりするのもおすすめです。