この記事では、香川県三豊市の粟島への行き方について紹介します。
粟島までは、三豊市の須田港から粟島汽船が運営するフェリーが出ており、約15分間で行くことができます。
須田港と粟島港を結ぶ航路がメインですが、便によっては粟島の後に、春に香川県で芝桜が綺麗に見える場所である志々島にも行きます。
記事内では、フェリーの時刻表や料金、乗り方について経験を元に解説していきます。
香川県三豊市の粟島へのフェリー移動について

粟島へ行くフェリーは「須田港」と「宮の下港」の2ヵ所から出発しています。
須田港から出発する便は1日8便、宮の下港から出発する便は1日3便しかありません。
また、「宮の下港から粟島港」のフェリー料金は「須田港から粟島港」の倍かかるので、須田港からフェリーに乗船するのが一般的です。
須田港の場所
宮の下港港の場所

同じように、粟島には「粟島港」と「上新田港」の2ヵ所の港があります。
粟島港は粟島の真ん中辺りにあり、上新田港は島の東側に位置しています。
ほとんどの観光客は利便性の良い粟島港を利用します。
したがって、記事内では須田港から粟島港への行き方を中心に解説していきます。
粟島港の場所
宮の下港港の場所
香川県三豊市の粟島へのフェリーの時刻表

須田港と粟島港を結ぶ便は1日8便ありますが、その便以外は1日3便しかありません。
フェリーの時刻表は以下の通りです。
上り
| 港名 | 発着 | 第1便 | 第2便 | 第3便 | 第4便 | 第5便 | 第6便 | 第7便 | 第8便 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 須田 | 発 | 6:20 | 7:25 | 9:10 | 10:50 | 12:40 | 15:10 | 18:00 | 19:05 |
| 粟島 | 着 | 6:35 | 7:40 | 9:25 | 11:05 | 12:55 | 15:25 | 18:15 | 19:20 |
| 粟島 | 発 | 6:55 | 11:05 | 15:25 | |||||
| 上新田 | 着 | 7:10 | 11:20 | 15:40 | |||||
| 上新田 | 発 | 7:10 | 11:20 | 15:40 | |||||
| 志々島 | 着 | 7:25 | 11:35 | 15:55 | |||||
| 志々島 | 発 | 7:25 | 11:35 | 15:55 | |||||
| 宮の下 | 着 | 7:45 | 11:55 | 16:15 |
下り
| 港名 | 発着 | 第1便 | 第2便 | 第3便 | 第4便 | 第5便 | 第6便 | 第7便 | 第8便 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 宮の下 | 発 | 8:30 | 13:15 | 16:20 | |||||
| 志々島 | 着 | 8:50 | 13:35 | 16:40 | |||||
| 志々島 | 発 | 8:50 | 13:35 | 16:40 | |||||
| 上新田 | 着 | 9:05 | 13:50 | 16:55 | |||||
| 上新田 | 発 | 9:05 | 13:50 | 16:55 | |||||
| 粟島 | 着 | 9:20 | 14:05 | 17:10 | |||||
| 粟島 | 発 | 6:45 | 7:50 | 9:35 | 11:15 | 14:30 | 17:15 | 18:25 | 19:30 |
| 須田 | 着 | 7:00 | 8:05 | 9:50 | 11:30 | 14:45 | 17:30 | 18:40 | 19:45 |
粟島へのフェリー料金

粟島へのフェリーの旅客料金は、須田から粟島までで片道330円とリーズナブルです。
| 航路 | 料金 |
|---|---|
| 須田 ~ 粟島 | 330円 |
| 須田 ~ 上新田 | 440円 |
| 須田 ~ 志々島 | 630円 |
| 粟島 ~ 上新田 | 170円 |
| 粟島 ~ 志々島 | 350円 |
| 粟島 ~ 宮の下 | 710円 |
| 上新田 ~ 志々島 | 170円 |
| 上新田 ~ 宮の下 | 510円 |
| 志々島 ~ 宮の下 | 350円 |
自転車やバイクと一緒に乗船する場合は別途運賃が必要になります。
| 種類 | 料金 |
|---|---|
| 受託手荷物 | 210円 |
| 自転車等軽車両 | 210円 |
| 原動機付自転車 | 420円 |
| 二輪自動車 (0.75ℓ未満) | 650円 |
| 二輪自動車 (0.75ℓ以上) | 840円 |
須田港と粟島の航路のみ、車を乗せることができます。
ただし、船が大きくないので、1便につき1台のみで、事前予約が必要です。
また、車の大きさの制限もあり、
- 車高1.95m以下
- 車幅1.7m以下
- 重量2.2t未満
を満たす車両しか船に乗せることはできません。
そして、車両全長によって自動車航送運賃が違います。
| 車両全長 | 料金 |
|---|---|
| 3m未満 | 1,560円 |
| 3m以上~4m未満 | 2,080円 |
| 4m以上~4.5m未満 | 2,620円 |
須田港の粟島行きフェリー乗船客用の駐車場

粟島へフェリーで移動する際の駐車場ですが、須田港には乗船者用の駐車場が4ヵ所あります。
乗船客は予約無しで誰でも利用できます。

ただし、瀬戸内国際芸術祭の秋会期中は須田港の駐車場は関係者以外は利用することができません。
シャトルバスの停留所になっているからです。
その代わり、須田港から少し離れた場所に臨時駐車場が開設されています。
臨時駐車場は300台の駐車が可能です。
無料駐車場ではなく、1台につき、駐車料金500円がかかります。
瀬戸内国際芸術祭 経面臨時駐車場の場所
須田港へのアクセス

車やバイクがない人は、電車と路線バスを乗り継いでいくことができます。
須田港の最寄り駅は、JR詫間駅です。
JR詫間駅から三豊市コミュニティバスを利用するこで100円で須田港まで行けます。
須田港の最寄りバス停は「須田」です。
JR詫間駅からであれば、「08名部戸行き」か「10大浜行き」に乗車しましょう。
約20分ほどで到着します。
JR詫間駅の場所
瀬戸内国際芸術祭の期間中のみ須田港行きの無料シャトルバスが運行

瀬戸内国際芸術祭の期間中のみ、JR詫間駅と臨時駐車場から無料シャトルバスが運行されています。
予約などは必要なく、定員になるまで乗車できます。

JR詫間駅からの無料シャトルバスは、JR詫間駅の横にある三豊市観光交流局の北側から出発します。

特に受付などはないので、バスに直接乗り込みましょう。

須田港からも臨時駐車場とJR詫間駅行きのシャトルバスが出ています。
船の時間に合わせて待機しているので、到着後スムーズに移動できます。
臨時駐車場行きとJR詫間駅行きのバスは別の車両になるので、乗り間違えないようにしてください。
須田港のから粟島へのフェリーの乗り方

須田港から粟島へのフェリー移動の流れを説明していきます。
切符を購入する

須田港に到着したら船の切符を購入します。
片道切符は券売機で購入するようになってました。
往復切符は窓口で購入します。

片道切符を販売している券売機は現金しか使えません。

券売機は、最初に現金を入れる方式です。
切符の金額以上になったらボタンが光るので、押しましょう。
船を待つ

券売機のある場所に近くに、コーンが置かれているので、船の乗り込み時間まで待ちましょう。
乗船する

乗船時間になったら、桟橋を渡って船へ行きます。

乗船直前に、船の前にいる係員に切符を渡し、乗り込みます。
下船する

須田港を出発して約15分後に粟島に到着します。
粟島に到着したら、桟橋を渡ってください。

船内は中央に通路があり、両側が座席となっています。
左側は3席、右側は2席の構成です。
真ん中には小さい段差があります。

海側の席の足元だけコンセントがあります。

外にもいれますが、座る場所はありません。
15分ぐらいなので、ずっと立っていても、それほど辛くないと思います。
悪天候ではない限り、船もそんなに揺れません。
真冬だと、かなり寒いと思いますが、他の季節だと問題ないでしょう。

椅子が埋まっている時は外にいないといけません。
瀬戸内国際芸術祭の開催期間中に訪れた時、最終便に乗ったのですが、満席だったため、外にいるしかありませんでした。
そして、外のエリアも人でいっぱいでした。

ちなみに粟島から須田港に戻る場合、乗船する流れは一緒です。
チケットの販売場所は、粟島港にある「粟島汽船 粟島 旅客待合所」の中の券売機で購入しましょう。
香川県三豊市の粟島へのフェリーでの行き方まとめ
三豊市の粟島までの行き方について紹介しました。
粟島へは所要時間15分ぐらいで、片道330円と安いので気軽に行くことができます。
ぜひ記事を参考に粟島を訪れてみてください。







