この記事では、女木島にある鷲ヶ峰展望台について紹介していきます。
鷲ヶ峰展望台は、標高188mの山頂から瀬戸内海を360度一望できる展望台です。
瀬戸内海に浮かぶ女木島の高い場所でしか見れない景色が見えます。
記事内では、展望台からどのような景色が見れるかを紹介します。
また、スムーズに展望台に行けるように、場所や行き方も説明します。
鷲ヶ峰展望台は、広大な風景を眺めながら心身ともにリフレッシュするには最適な場所です。
女木島を訪れる際は、ぜひ鷲ヶ峰展望台からの絶景を体験してみてください。
基本情報はこちら
施設名 | 鷲ヶ峰展望台 |
---|---|
営業時間 | 24時間 |
定休日 | 年中無休 |
住所 | 〒760-0092 香川県高松市女木町2633 |
電話番号 | 087-840-9055 |
駐車場 | あり(無料) |
料金 | 無料 |
公式サイト | なし |
女木島の他の観光スポットについては下記の記事にまとめています。
女木島の鷲ヶ峰展望台の特徴・見える景色
鷲ヶ峰展望台は、女木島の観光スポットの1つで、瀬戸内海の絶景を堪能できる場所です。
階段のある木製の展望台で、女木島で2番目に高い場所に位置しています。
鷲ヶ峰展望台からは、穏やかな海と点在する島々が作り上げる美しい景色を一望できるのが特徴です。
この展望台では360度のパノラマビューが楽しめるため、四方八方に広がる壮大な景色を存分に満喫できます。
周囲には視界を遮る高い建物がないので、広大な絶景を堪能できるのが特徴です。
写真撮影の名所としても知られており、特に北側の風景が人気です。
各方角から見える景色について詳しく紹介します。
北側の景色
北側には、鷲ヶ峰展望台よりも標高が高い標高216mのタカト山があり、眼下には女木港・女木島の東側にある集落が見えます。
遠くには
- 高松市街地
- 稲荷山
- 石清尾山
- 五色台
があります。
東側の景色
東側には、
- 屋島
- 五剣山
- 庵治漁港
- 大島
- 稲毛島
- 鎧島
- 兜島
が見えます。
西側の景色
西側には、眼下に女木島の西側にある集落や西浦漁港があり、海越しに
- 岡山県
- 大槌島
- 瀬戸大橋
- 小槌島
- 五色台
が見えます。
夕日が沈む方角なので、特に日の入り時間には、空がオレンジ色に染まりゆく中での景観は格別。
沈んでいく日没の美しさは感動することでしょう。
鬼ヶ島大洞窟からの最終バスが17:00発なので、バスで帰る人は最終バスを逃さないように気をつけてください。
春には女木島の鷲ヶ峰展望台から桜も一緒に見える
女木島は、香川県の桜の名所の1つです。
女木島でも桜が咲いている場所は一部ですが、鷲ヶ峰展望台の南側の広場には桜の木があり、春になると一面がピンク色の花で彩られます。
そのため、鷲ヶ峰展望台は、春の時期に訪れるのがおすすめです。
展望台の眼下にも桜があるので、展望台からは、桜越しに遠くの島々や港町を見渡すことができます。
桜と瀬戸内海が織りなすピンクと青のコントラストは、この場所ならではの特別な景色です。
女木島の展望台「鷲ヶ峰展望台」の場所・行き方
鷲ヶ峰展望台は、女木島で2番目に高い場所にあります。
女木島の観光の拠点となる女木港からは2kmほど離れているので、バスを使って向かうことが一般的です。
鷲ヶ峰展望台のすぐ近くには女木島の観光スポットの中でも人気の「鬼ヶ島大洞窟」があります。
また、日本でも限られた場所でしか見ることができない「柱状節理」もすぐ近くにあり、鷲ヶ峰展望台への道中で見ることができます。
展望台から景色を見るためだけにわざわざ時間をかけて行くのは面倒とくさいと思うかもしれませんが、展望台だけでなく、2つの観光スポットも一緒に楽しめると思えば、わざわざ行く価値はあると思います。
鷲ヶ峰展望台の場所
まずは鬼ヶ島大洞窟まで行く
鷲ヶ峰展望台を訪れるには、まず「鬼ヶ島大洞窟」を目指しましょう。
鬼ヶ島大洞窟は、女木島を代表する観光名所の一つで、桃太郎の鬼退治伝説に由来する歴史あるスポットです。
女木港から鬼ヶ島大洞窟まではバスで簡単に行くことができます。
バスのの大人料金は片道500円、往復800円。
子ども料金は片道300円、往復400円です。
他にも、自転車や徒歩でのアクセス可能です。
ただし、ずっと上り坂なので、体力は必要になります。
自転車は女木港にある「おにの館」でレンタルできます。
普通の自転車と電動自転車がありますが、お金をケチらずに電動自転車を借りるようにしましょう。
徒歩の場合は、無料で向かうことができます。
お金を節約したい人は行きだけバスを使い、帰りは歩くという使い方もできます。
徒歩でしか行けない近道もありますが、自転車よりも時間はかかり、一般的なスピードで30〜40分ほどかかります。
自転車や徒歩で向かう場合も、1ヵ所分かれ道がある以外は、一本道なので、迷う心配もありません。
バスが通る細い道路の端を進んで行くので、車に気をつけて向かいましょう。
鬼ヶ島大洞窟への詳しい行き方については下記の記事にまとめています。
鬼ヶ島大洞窟から歩いて向かう
鬼ヶ島大洞窟からは、鬼ヶ島大洞窟を観光するか、しないかで道が違います。
どちらにしても、鬼ヶ島大洞窟から鷲ヶ峰展望台までは、徒歩で15分ほどの道のりです。
鬼ヶ島大洞窟に行かない人は、鬼ヶ島大洞窟の入口に行かず、手前にある左側に行く階段を進みましょう。
「鬼ヶ島国際観光地」と書かれている看板がある階段です。
鬼ヶ島大洞窟を訪れる人は、鬼ヶ島大洞窟を楽しんだ後に、出口から鷲ヶ峰展望台に向かってください。
鬼ヶ島大洞窟を観光した後に行く人は、鬼ヶ島大洞窟の出口の前に「展望台」と書かれた看板があるので、右へ進みましょう。
鬼ヶ島大洞窟の出口の真上に「柱状節理」があるので、鷲ヶ峰展望台に向かう前に振り返ってみてください。
「女木島山頂広場」と書かれた看板に従って進みましょう。
最初は細い一本道ですが、山頂に着くと一気に開けます。
道中は自然豊かな小道が続いており、鳥のさえずりや風に揺れる木々の音を聞きながら進むことができます。
展望台へ向かう道は整備されていますが、上り坂になるので、歩きやすい靴での訪問をおすすめします。
適度に休憩を取りながら無理のないペースで進みましょう。
展望台へ続く道から見える景色も綺麗で、展望台から見える景色とは違ったものです。
風景を楽しみながら、展望台へ向かってみてください。
展望台の前の広場には桜が植えられているので、春には桜を見ながら向かうことができます。
展望台の南側には、木製のテーブルがあるので、過ごしやすい気候の時には、絶景を見ながら、ここで一休みしたり、ご飯を食べたりしてもいいですね。
女木島の鷲ヶ峰展望台の景色・行き方まとめ
瀬戸内海と島々の絶景を一望できる女木島の人気スポットである鷲ヶ峰展望台について紹介しました。
鷲ヶ峰展望台からは、瀬戸内海を360度見渡せる圧巻の景色が楽しめ、瀬戸内海に浮かぶ大小様々な島々が見える風景は、訪れる人々を惹きつけます。
高い場所にありますが、バスを使えば、アクセスも比較的簡単で、鬼ヶ島大洞窟と一緒に気軽に立ち寄れるのが魅力です。
特に春には展望台周辺に桜が咲き誇るので、特におすすめ。
豊かな自然に囲まれたこの空間で、瀬戸内海の絶景を眺める時間は、いい思い出となるはずです。
女木島を訪れる際は、ぜひ鷲ヶ峰展望台でその絶景を体験してみてください。