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香川県のおすすめの紅葉スポットまとめ

こんぴらさん(金刀比羅宮)の参拝完全ガイド【所要時間や見どころ】

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この記事では、こんぴらさん(金刀比羅宮)の参拝に関することをまとめて解説します。

香川県琴平町に位置するこんぴらさんは、年間を通して、多くの参拝者が訪れる香川県内で人気の神社です。

海の神である大物主神が祀られており、商売繁盛や海上安全を願う人々は遠方からわざわざ来る人も多くいます。

全国に約600ある金刀比羅(琴平)神社の総本宮でもあり、四季折々の美しい景観が楽しめることから、観光スポットとしても人気です。

参拝には長い石段が続く道のりが待っていますが、その苦労を乗り越えることで得られる充実感は格別。

御本宮の近くからは、讃岐平野を綺麗に見渡すことができます。

そんなこんぴらさんの参拝をする人向けに事前に知っておきたい情報をまとめました。

記事内では、こんぴらさん(金刀比羅宮)の

  • 段数・所要時間
  • 参拝の持ち物・服装
  • 参拝ルート沿いの見どころ
  • 参拝後のおすすめの過ごし方

について紹介していきます。

初めてこんぴらさんに参拝する人は記事を参考にしてみてください。

目次

こんぴらさん(金刀比羅宮)の段数・所要時間

こんぴらさんを象徴する一つに、その階段の多さが挙げられます。

こんぴらさんの御本宮へは長い階段を登っていかないといけません。

参道入口から御本宮までの段数は785段
さらに、奥社までの段数は1,368段となっています。

一部平らなところもありますが、基本的にずっと階段を登ることになるので、参拝にはかなり体力を使います。

何も知らずにやってきた参拝客が「まだあるの…」と言っているのを何度も耳にしたことがあります。

参拝の際には「長い階段を登らないといけない」ということを覚悟してください。

所要時間

上記で説明した通り、長い石段を登らないといけないので、こんぴらさんの参拝には時間がかかります。

個人のペースによって所要時間は違ってきますが、目安としては

  • 御本宮まで往復1時間半
  • 奥社まで往復2時間半

となっています。

暑い日は体力の消耗が激しいため、涼しい日よりも休憩が必要になります。

また途中にあるお土産店で買い物したり、飲食店で休憩した場合はもっと時間がかかります。

体力に不安がある人は、少し余裕を持った計画を立てると良いでしょう。

参拝時間

こんぴらさんの参拝時間内であれば、いつでも参拝してもいいですが、夏の暑い時間帯はおすすめしません。

夏に参拝する時は、午前中や夕方ぐらいの時間帯がおすすめです。

冬は逆に、日が出ている時間は暖かくて登りやすいです。

ただし、時間が遅すぎると、表参道の店の営業が終わってしまうので、午前中に参拝し、下に降りてきてから、表参道で昼ご飯を食べたり、お土産を選んだりするのがおすすめです。

こんぴらさん(金刀比羅宮)参拝の持ち物・服装

こんぴらさんを参拝する時は、余計な荷物は持たずに身軽な状態で臨みましょう。

荷物は必要最低限。手ぶらがベストです。

重たい荷物を持って参拝するのは大変なので、余計な荷物は参拝前にコインロッカーや荷物預かり場所に置いていきましょう。

歩きやすい靴・動きやすい服

こんぴらさんを参拝するときは、歩きやすい靴を履き、動きやすい服を着るようにしましょう。

長い階段を登るため、ハイヒールのような靴は危なく、怪我する可能性が高いです。

かなりの段数を歩くため、スニーカーなどのクッション性のある歩きやすい靴がおすすめです。

動きやすい服であれば、なんでもいいのですが、エアリズムなどの速乾性の服をおすすめします。

ロングスカートは登りにくく、危ないのでやめておきましょう。

飲み物

参拝の際には、必ず飲み物を携帯して登りましょう。

そうでないと熱中症になるリスクが高いです。

こんぴらさんまでの道は、最初の方は売店がありますが、途中からは飲み物を売っているところはありません。

途中にカフェレストランがあるぐらいです。

したがって、参拝前に飲み物を用意して行くようにし、こまめに水分補給するようにしましょう。

帽子

こんぴらさんへの道は、時間によって陰になる場所があるものの、基本的に屋根がないので、直射日光が当たります。

そのため晴れている日、特に夏場は日差しが強いので、帽子は必須です。

日焼けが気になる人は、日焼け止めを塗るなどの日焼け対策もしておきましょう。

長時間日に当たるので、夏でも薄手の長袖を着てもいいですね。

熱中症にならないように、休憩しながら無理しないペースで進んでください。

こんぴらさんの参拝の際、杖があれば、少しだけ足の負担を減らすことができます。

石段の1段目の手前に、杖のレンタルサービスがあります。

1本100円で、無人レンタルとなっているので、設置されている赤いポストにお金を入れて、杖を取りましょう。

琴参閣などの旅館では宿泊者用に無料で杖を貸し出しているところもあります。

周辺に泊まっている人は、宿で杖を貸し出しているか確認しておくことをおすすめします。

表参道の売店では、1,000円ほどで杖の販売もしています。

表参道のお土産屋で買い物をすると、杖を無料で貸してくれるという店もあるよ!

こんぴらさん(金刀比羅宮)の表参道から大門までの見どころ

こんぴらさんへの参拝は、古来から多くの巡礼者を魅了してきた道のり。

このルートには、歴史的価値のある建造物や彫刻、風情豊かな景観が点在しています。

これらの見どころを巡りながら、こんぴらさんの歴史や文化の深さを堪能しましょう。

こんぴらさんの御本宮までは一本道なので、道に迷うことはありません。

はじめに、表参道(0段目)から大門(365段目)までの見どころを紹介していきます。

表参道(0段目)

こんぴらさんの表参道は、こんぴらさんへの参拝の出発点となる道です。

この通りは江戸時代から栄えており、両側には新しい店だけでなく、老舗の土産物店や飲食店が軒を連ね、当時の面影を現在でも感じることができます。

てんてこ舞

表参道を歩き始めて、すぐ左側にあるうどん屋「てんてこ舞」の建物は江戸時代に建てられたもので、150年以上の歴史があります。

表参道を歩いていると、昔からの参拝者たちが行き交った歴史を肌で感じることができ、参拝の気分が盛り上がります。

釜揚げきなこ団子

うどん屋などの飲食店があったり、ソフトクリームや団子などの軽食も販売されているので、小腹を満たすこともできます。

参拝前に食べてもいいですが、長い階段を登らないといけないので、食べ過ぎないように。

参拝後に食べるとさらに美味しく感じられます。

参拝前には、軽いお土産は買っても大丈夫だけど、荷物になるような重いお土産は参拝後に購入するようにしよう!

石段の手前にレンタルの杖があるので、必要な人は借りていきましょう。

石段の始まり(1段目)

こんぴらさん参拝の始まりとなる1段目は、アカボシ珈琲店のすぐ近くにあります。

ここは長い石段の起点となります。

この場所は参拝者にとって心の準備を整える場所。
ここで一息つき、「頑張るぞ」と長い道のりへの覚悟を意気込んでください。

しばらく両脇にお土産屋や飲食店が続きます。

備前焼狛犬(113段目)

100段目を越えると迎えてくれるのが、特徴的な備前焼の狛犬です。

備前焼は岡山県の伝統的な焼き物。

通常の石造りの狛犬とは異なり、赤褐色なのが特徴で、その独特の風合いは訪れる人々の視線を引きつけます。

天保15年(1844年)に奉納され、現在は重要有形民俗文化財に登録されています。

高さが約5尺(約151cm)あり、備前焼で作られた狛犬の中でも1、2を争う大きさです。

石段の両脇に狛犬が設置されていますが、下から見ると、分かりにくいので通り過ぎてしまう人も多いので注意してください。

この神秘的な雰囲気を醸し出す狛犬に見守られながら、どんどん上へ進みましょう。

狛犬のある113段目から大門までは「一の坂」と呼ばれており、参道の中でも急な坂が続きます。

備前焼狛犬の場所

燈明堂(168段目)

燈明堂は石段の左側にあります。

気をつけてないと通り過ぎてしまいますが、重要有形民俗文化財にも指定されている歴史的価値の高い場所の一つです。

安政5年(1858年)に建てられました。

燈明堂の場所

青銅大燈籠(351段目)

青銅大燈籠は、大門の手前にあり、目を奪われる存在です。

重要有形民俗文化財に登録されており、歴史的な価値も高いです。

この大燈籠は、力強くも繊細な造形美を誇り、見る者を圧倒します。

夜には燈籠に灯がともり、幻想的で荘厳な雰囲気を醸し出します。

青銅大燈籠の場所

大門(365段)

365段のところに到達すると目の前に大きな門「大門」が現れます。

大門は参道の途中に位置し、こんぴらさんの中核にふさわしい重厚感ある門です。

大門がゴールかと勘違いする人も多いですが、まだまだ先は長いです。
割合で言うと、約半分となります。

何も知らずに来た人は、ここで参拝は長いことを知る場所です。

この門をくぐることが、本格的な参拝の始まりだと言えます。

威厳に満ちた大門の写真を撮影する人は多いですが、振り返って登ってきた方向を見てみてください。

石段が綺麗に映る写真スポットです。

大門を過ぎると飲み物は販売していないので注意してください。

大門の場所

琴平バスが運行している「こんぴら参拝登山シャトルタクシー」を利用することで、大門まで一気に行くことができます(1人700円)。

こんぴらさん(金刀比羅宮)の大門から御本宮までの見どころ

つづいて、大門(365段目)から御本宮(785段目)までの見どころを紹介していきます。

残り420段の参道には、たくさんの歴史的な建造物があります。

五人百姓(365段目)

大門をくぐると、五人百姓と呼ばれる人たちが、こんぴらさん名物の1つ「加美代飴かみよあめ」を販売しています。

大門付近で見かける五人百姓は、こんぴらさんの名物とも言える存在で、昔からこの場所で飴を販売しています。

飴は軽いですが、荷物になるので降りる時に購入するのがおすすめです。

五人百姓の場所

桜馬場(370段目)

五人百姓を通り過ぎると、桜馬場さくらのばばと呼ばれる平坦な道があります。

ここまでずっと階段でしたが、桜の馬場では、しばらく平らな道が続くので、ちょっと楽です。

桜の馬場を過ぎると、再度階段が続くので、中休み的な場所となります。

春の桜の馬場

名前に「桜」と入っているように、春には道の両脇に桜が咲き誇ります。

距離的には短いですが、香川県を代表する花見スポットの1つです。

桜馬場の場所

こんぴら狗(431段目)

桜の馬場から繋がる階段を登ると、こんぴら狗という銅像があります。

こんぴら狗は、かつてのこんぴらさんの象徴的な存在です。

今では誰でも気軽にこんぴらさんへ参拝することができますが、昔は飛行機や車がないので、遠方からの参拝は、基本的に徒歩。

したがって、お金も時間もかかる上、体力も必要で、簡単ではありませんでした。

そのため、参拝したいけど、参拝が難しい飼い主の代わりに犬がこんぴら参りをしていました。
その犬のことを「こんぴら狗」と呼びます。

もちろん、犬1匹で行くことはできないので、こんぴらさんへ向かう旅人などに頼み、連れて行ってもらっていました。

首には、こんぴらさんまでの餌代や初穂料(賽銭)が入っていたそうです。

こんぴら狗の場所

神馬舎(431段目)

金刀比羅宮の431段目には、神馬舎があります。

神馬舎は、こんぴらさん参拝の道中で目にすることができる特別な場所で、神馬しんめと呼ばれる白い馬がいます。

この神馬は神々の使者とされており、訪れる参拝者に厳かな印象を与えます。

月琴号
ルーチェ号

現在は2匹の神馬「月琴げっきん号」と「ルーチェ号」がいます。

神々しい雰囲気を醸し出す馬は自由に撮影可能です。

基本的には神馬舎の中にいますが、運がよければ、外にいます。

運が悪ければ、どこにもいない時もあります。

写真撮影をすることは問題ないですが、フラッシュ撮影や自撮り棒を使った撮影は禁止されています。

神馬舎の場所

奥には黄金の船のプロペラがあります。

桜馬場西詰銅鳥居(431段目)

桜の馬場の前にある大きな鳥居が「桜馬場西詰銅鳥居」です。

立派な桜馬場西詰の銅鳥居は、その存在感と美しさで訪れる人々を魅了します。

この鳥居は、参拝者が神聖な空間へと向かう道しるべとして立てられており、その佇まいは荘厳そのもの。

特に桜の季節には、周囲に桜も咲き、幻想的な光景となります。

桜馬場西詰銅鳥居の場所

表書院・奥書院(477段目)

表書院と奥書院は、歴史ある構造を持つ建物で、その内部には貴重な文化財が展示されています。

これらの建物は、かつての神官たちの居住や業務の場所として利用されており、現在でも格式高い雰囲気を保っています。

表書院では、円山応挙が描いた虎や植物などの襖絵が鑑賞可能です。

この場所を訪れることで、当時の生活や神道の発展についての洞察を得ることができます。

それぞれの書院には個性的な魅力があり、美しい庭園の眺めを楽しむこともできます。

表書院の場所

資生堂パーラー 神椿(500段目)

石段500段の所に「資生堂パーラー 神椿」に繋がる下り階段があります。

資生堂パーラー 神椿は、参拝者にひとときの休息を提供してくれるカフェレストランです。

緑が見える場所で、美味しいスイーツや軽食を楽しむことができます。

参拝で疲れた体を、ここでリフレッシュすることができ、観光客にも人気のスポットです。

特に、香川の特産品を使用したメニューは訪れる価値があります。

看板メニュー「神椿パフェ」

この時点で約6割登っているので、御本宮はそう遠くありません。

途中休憩として寄ってもいいですし、もう少し頑張って御本宮まで行き、参拝後に訪れるのも良しです。

途中で立ち寄る場合は、食べすぎないように気をつけてください。

資生堂パーラー 神椿の場所

資生堂パーラー 神椿には専用駐車場があり、利用者は無料で駐車可能です。長い階段を登りたくないという人は、資生堂パーラー 神椿の駐車場に車を停めることで、500段分の体力を節約することができます。

祓戸社(595段目)

祓戸社は、道中で出会うことができる小さな社で、その場にひっそりとたたずんでいます。

ここでは、心身の穢れを祓い浄化するための祈りをささげることができます。

神聖な参道の雰囲気を一層感じることができるのがこの祓戸社です。

祓戸社の場所

旭社(628段目)

こんぴらさんの石段を628段まで進むと現れる旭社は、その壮観な姿で訪れる人々を圧倒します。

旭社は重要文化財に指定されている立派な社殿は、特別な場所であり、巨木に囲まれた神秘的な空間が広がっています。

周囲の自然の美しさと調和したその建築は、訪れる価値が十分にあります。

立派な建物なので、御本宮と勘違いする人が多いですが、御本宮はもう少し先です。

旭社は、御本宮の参拝後に立ち寄る場所となっているので、そのまま通り過ぎましょう。

旭社の前には、1円玉を浮かべる水瓶があります。

1円玉を浮かせることができれば、願いが叶うとされています。

旭社から御本宮までは、長い階段が1つあるだけなので、ここまで来ればあと一息です。

旭社の前には屋根のある長い椅子が設置されているので、ゆっくり休むことができます。

旭社の場所

賢木門(642段目)

旭社の北側にあるのが賢木門さかきもんです。

賢木門を通過すると、いよいよ参拝の終盤が近づいてきたことを実感します。

この門を過ぎれば、あと残る階段は1つだけです。

この門は神聖な入口として、参拝者を迎える役割を果たしています。

賢木門の場所

マイナス一段(653段目)

旭社を通過した後に、1段だけ下がる場所があります。

表参道から御本宮までの道のりは登るか平坦な場所ですが、ここは唯一、下がる場所です。

普通に歩いていると気づきにくいですが、逆から見ると、一段下がっているのが分かりやすいですね。

意識してないと「ただの段差」として通過する場所ですが、意味のある「マイナス一段」です。

御本宮は、785段目にありますが、このマイナス一段がなければ、786段目にあることになります。

786は語呂的に「なやむ」と読むことができ、縁起がいいものではありません。

したがって、この場所でわざわざ一段下げることで「786段」を回避しているのです。

本宮手水舎(652段目)

マイナス一段の正面にある本宮手水舎は、参拝者が心と体を清めるための重要な場所です。

ここで手や口を清めることは、これからの参拝準備の一環。

落ち着いた水音を聞きながら、静かに手や口を清めましょう。

ここで、手を清めた後は、御本宮へと繋がる最後の階段を登りましょう。

本宮手水舎の場所

御本宮(785段目)

最後の長い階段を登り切ると、真正面に御本宮があります。

785段目に位置する御本宮は、こんぴらさんの核心となる場所です。

御本宮は、信仰の対象として多くの参拝者に愛され続けてきました。

迫力ある本殿の前に立つと、長い歴史と伝統を感じることができます。

参拝者はここで、これまでの旅路を振り返りながら、神に感謝と祈りを捧げます。

御本宮への階段から左側に進んだ場所は、讃岐平野を一望できる絶景スポットです。

ここからは新日本百名山にも選出されている讃岐富士「飯野山」が綺麗に見えます。

天気が良ければ、瀬戸大橋も見ることができます。

御本宮の場所

授与所(785段目)

御本宮の近くにある授与所では、お守りを販売しています。

人気なのは、黄色いお守りです。

御朱印やおみくじもここで販売しています。

絵馬を書きたい人もここで絵馬を購入しましょう。

授与所の場所

こんぴらさん(金刀比羅宮)の御本宮から奥社までの見どころ

御本宮から奥社までの段数は、御本宮までの距離のだいたい倍の長さなので、奥社までの道のりはかなり長いです。

距離は約1.2km。
さらに583段の石段を登らないといけません。

ここから奥社までの所要時間は往復1時間で、相当体力が必要となります。

実際に、ほとんどの人は奥社まで行きません。

御本宮まで行っていれば十分なので、ヘトヘトな人は無理せずに降りましょう。

御本宮近辺は一方通行なので、登ってきた階段の反対側にある階段から下ってください。

体力に余裕がある人のみ挑戦してみてください。

奥社までの行きたい人は、御本宮の横道から、さらに上に登っていきましょう。

奥社までは、御本宮と同じく上り坂や階段が続きます。

白峰神社(923段目)

923段目に白峰神社があります。
朱色の立派な建物です。

ここは、崇徳天皇が祀られています。

白峰神社から奥社までは445段(約20分)です。

すぐ近くにトイレがあるので、必要な人は利用しましょう。

白峰神社の場所

奥社・厳魂神社(1,368段目)

本殿よりさらに上に行ったところに奥社があります。

正確には、厳魂神社いづたまじんじゃという名前です。

奥社・厳魂神社は、こんぴら参拝の最終地点で、1,368段目に位置しています。

ここまで来ると、達成感とともに特別な神聖な空間が広がります。

奥社は標高421mの地点にあるため、御本宮から見える景色よりも、より高い場所から讃岐平野を眺めることができます。

奥社は天狗が有名で、天狗と鳥天狗の形をした岩があります。

また、御朱印も奥社限定の天狗のデザインです。

奥社でしか買えない「天狗のお守り」も購入することができます。

お守りに、天狗が描かれている珍しいデザインです。

嚴魂神社の場所

こんぴらさん(金刀比羅宮)参拝後のおすすめの過ごし方

こんぴらさん参拝後のおすすめの過ごし方を3つ紹介します。

敷島館の足湯でリラックス

こんぴらさんの御本宮まで往復する場合、1時間半ぐらい歩いているので、どんな人でもかなり疲れています。

そんな人におすすめなのが表参道にある旅館「敷島館」の足湯です。

手続きなどは必要なく、誰でも使えるように開放されているので、宿泊しなくても無料で利用することができます。

参拝後に足をお湯につけて、ゆっくりするのはおすすめです。

靴を脱いで、上に上がり、服にお湯がつかないようにして足をお湯に入れましょう。

泉質は、単純弱放射能冷鉱泉(低張性弱アルカリ性冷鉱泉)です。

足湯を利用する場合は、タオルを用意して行くようにしましょう(タオルの自動販売機はあります)。

営業時間は9:00〜16:00で、16:00を過ぎるとお湯が抜かれています。

雨の日には、足湯の営業をしない場合があります。

敷島館の足湯の場所

表参道で食べ歩き

こんぴらさんの表参道には様々な飲食店が立ち並んでいます。

うどん屋はもちろん、他にもラーメン屋などもあります。

食べ歩きができるスイーツ店もたくさんあるので、参拝を頑張ったご褒美として食べてください。

表参道から少し離れた場所にある和菓子店「浪花堂餅店」やコロッケが美味しい「平岡精肉店」もおすすめです。

表参道でお土産購入

表参道では、様々なお土産を購入することができます。

特に日本の地酒である「金陵」のお土産ショップはおすすめ。

昔の日本酒の作り方を再現してる展示されている博物館が併設されており、お酒の歴史を勉強することもできます。

しかも無料で入館できます。

金刀比羅宮の参拝に関するよくある質問

金刀比羅宮を参拝するにあたり、よくある質問にお答えします。

金刀比羅宮には24時間参拝できますか?

大門の開門時間が6:00〜18:00までなのでそれ以外の時間は参拝できません。

金刀比羅宮にはペットの犬を連れて参拝できますか?

金刀比羅宮には犬を連れて参拝することができます。

ただし、御本宮までは犬にとっても人間同様に長い道のりとなり大変です。

抱っこできる大きさであれば、飼い主が抱っこして運んでもいいですが、その分疲れます。

石段の1段目近くにあるお土産屋「讃岐セレクトショップ ゲンのみせ」に併設されている「レンタルケージ ゲンのいえ」にて1,000円から預けることもできるので、利用を考えてみてください。

犬連れの人も安心して預けることが、参拝することができます。

こんぴらさんの御本宮へかごに乗って参拝できるって本当ですか?

こんぴらさんの表参道には、かつて「石段かご」と呼ばれる有料サービスがあり、参拝客はかごに乗るだけで上まで運んでもらうことができました(上り5,300円、往復6,800円)。

ただし、2020年1月に、かごを運ぶ人の高齢化・後継者不足のため、サービスは終了しました。

かつては石段を登るのが大変な高齢者は「石段かご」を使って楽に行くことができましたが、現在は誰しも自分の足で参拝する必要があります。

こんぴらさんにロープウェイやケーブルカーはありますか?

こんぴらさんにロープウェイやケーブルカーはありません。

参拝する人は石段を自分の足で登る必要があります。

雨の日でもこんぴらさんに参拝できますか?

雨の日でもこんぴらさんに参拝することは可能です。参道には屋根がないので、雨具は用意する必要があります。

景色は期待しないようにしましょう。

雨の日は、石段が滑りやすくなっているので気をつけてください。特に下る時の方が危険です。

暴風雨のような悪天候の場合の参拝はおすすめしません。

こんぴらさん(金刀比羅宮)参拝まとめ

こんぴらさん(金刀比羅宮)参拝についての情報を紹介しました。

参拝は大変ですが、道中には歴史的価値の高い見どころもたくさんあるので、楽しみながら参拝することができます。

参拝が終わったら、門前町で食べ歩きを楽しんでください。

国の登録有形文化財に指定された「敷島館」の前にある足湯は誰でも無料で利用できるので、ぜひそちらも利用してください。

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記述している内容は記事執筆時の情報を元にしています。できるだけ最新情報を掲載するようにしていますが、情報が間違っている場合はご指摘していただけるととありがたいです。

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