「津嶋神社」という名前の神社は全国にいくつかありますが、この記事では香川県三豊市にある津嶋神社について紹介していきます。
津嶋神社は海の上に浮かぶ小島に本殿がある神社で、普段は本殿に行くことができないようになっていますが、夏季例大祭が行われる8月4日と8月5日の2日間のみ本殿へ参拝できるという変わった神社です。
記事内では、主に夏季例大祭に行く人向けに
- 本殿へ参拝できる行事である「夏季例大祭」の詳細
- 夏季例大祭初日に打ち上がる花火
- 駐車場
- 場所やアクセス
について紹介していきます。
夏季例大祭期間中の2日間のみ「津島ノ宮駅」も開設されるので電車でのアクセスも便利です。
ぜひ記事を参考に、津嶋神社の夏季例大祭に行ってみてください。
基本情報はこちら
施設名 | 津嶋神社 |
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夏季例大祭の日程 | 2024年8月4日(日)、8月5日(月) |
住所 | 本殿 〒767-0031 香川県三豊市三野町大見7463 遥拝殿 〒767-0031 香川県三豊市三野町大見6816-2 |
電話番号 | 0875-72-5463 |
駐車場 | あり(約30台) ※夏季例大祭の期間中は臨時駐車場あり |
香川県三豊市にある津嶋神社
香川県三豊市にある津嶋神社は、愛知県津島市の津嶋神社から分霊を勧請して建てられました。
本殿が造営されたのは宝永3年(1706年)なので、300年以上の歴史がある神社です。
津嶋神社の本殿は、瀬戸内海に浮かぶ周囲132mの小島「津島」にあり、本殿以外にも幣殿、拝殿、神饌殿、社務所、守札授与所などがあります。
もともと参拝客は船で本殿へ向かっていましたが、昭和8年に橋がかけられ行きやすくなりました。
この記事で詳しく紹介する夏季例大祭以外にも、1年を通して様々な行事が行われています。
日程 | 祭り内容 |
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毎月1日 | 月次祭 |
1月1日 | 歳旦祭 |
2月3日 | 節分祭 |
4月第1土曜日 | 祈年祭 |
6月30日 | 大祓式 |
8月4・5日 | 夏季例大祭 |
11月3日 | 新嘗祭 |
11月 | 七五三 |
12月31日 | 大祓式除夜祭 |
津嶋神社は、素盞鳴命(すさのおのみこと)を主祭神としている神社で、子供の守り神として有名です。
七五三やこども厄除けをするために、毎年たくさんの人が訪れます。
かつては、津嶋神社は疫病を防ぐ神として信仰されている「牛頭天王(ごずてんのう)」を祀っていました。
昔に牛や馬の病気が流行した時に、津嶋神社がある地域は病気にならなかったことから、昔は牛を連れて津嶋神社へ参拝する人も多かったそうです。
毎年8月4日と8月5日に津島神社で開催される夏季例大祭
毎年8月4日と8月5日には、津島神社で夏季例大祭が開催されます。
この2日間には、本殿へかかる橋が通行可能となります。
また、屋台が出店されるほか、初日の夜には花火大会も実施されます。
1年で2日間だけ夏季例大祭期間中のみ本殿へ参拝できる
普段は本殿へ行くことができませんが、毎年8月4日と8月5日に実施される夏季例大祭の期間中のみ本殿へかかる橋「津島橋」に板が敷かれて通行できるようになります。
子供の健康と成長の守り神として有名なので、この2日間には子供を連れた家族を中心に参拝する光景が見られます。
ベビーカーを押して参拝する人も多いですね。
本殿にかかる全長250mの津島橋を渡るのは有料で、以下の通り渡橋料がかかります。
橋の手前で渡橋料を支払ってください。
区分 | 料金 |
---|---|
大人 | 500円 |
子供 | 200円 |
幼児以下 | 無料 |
夏季例大祭には、平日でも各地からたくさんの参拝客が訪れますが、2024年は8月4日が日曜日、8月5日が月曜日となっており、初日はカレンダー通りに働いている人も参拝しやすい年です。
例年だと10万人近くの人が2日間に訪れますが、2024年は日曜日も入っていることから、例年よりも多くの参拝客が訪れることが予想されます。
2024年のご祈祷(お祓い)日時は以下の通りです。
日にち | 時間 |
---|---|
8月3日(土) | 13:00~21:00 |
8月4日(日) | 6:00~22:00 |
8月5日(月) | 6:00~22:00 |
たった250mの距離の橋を渡り切るのに、30分ぐらいかかることもあります。
日陰などはないので、水分を十分にとり、帽子や日傘などの熱中症対策をしましょう。
夜でも参拝できるので、涼しくなってからの参拝がおすすめです。
たくさんの屋台が出店
お祭りということで、夏季例大祭の2日間には境内にたくさんの屋台が開かれ、食べ物や飲み物が販売されます。
夏季例大祭初日には花火が上がる
津嶋神社では、夏季例大祭初日である8月4日の夜に花火が打ち上げられます。
例年の打ち上げ時間は20:00から20:20までの約20分間です。
境内では夜店も営業されるので、食べたり飲んだりしながら花火を楽しむことができます。
津嶋神社の夏季例大祭、花火が終わってもぞくぞくと人が来て大混雑してます😵💫 pic.twitter.com/TIUFK248qR
— カガワン(香川県の情報をお届け) (@kagawan13) August 4, 2023
香川県三豊市にある津嶋神社の御朱印
御朱印は、遥拝殿の横にある窓口で押してもらえます。
津嶋神社(遥拝殿)の場所
香川県の津嶋神社の駐車場
津嶋神社には参拝客用の駐車場があります。
駐車場は約30台です。
夏季例大祭の8月4日と5日の2日間のみ、臨時駐車場が複数開設されます。
それでも時間によっては満車になることが多いです(特に花火大会の時間帯)。
駐車場の場所は以下のPDFファイルを参考にしてください。
1番遠い駐車場は2kmほど離れています。
駐車場の北側から津嶋神社へ行けます。
香川県の津嶋神社の場所とアクセス
津嶋神社は、香川県三豊市の沿岸部を走る「さぬき浜街道(香川県道丸亀詫間豊浜線)」沿いにあります。
津嶋神社(本殿)の場所
車
駐車場があるので、車やバイクでのアクセスも可能です。
1年で2日間だけしか営業しないため、各地からたくさんの車が来るため、かなり混み合います。
特に初日の花火の打ち上げ前後は渋滞が発生します。
高速道路を利用する場合は、最寄りICである「三豊鳥坂IC」で降りてください。
約6kmの道のりなので、約10分ぐらいで到着します。
ですが、2日間はたくさんの人が訪れ、満車状態になることも多いで、上記で紹介した電車を利用して行くことがおすすめ。
電車
夏季例大祭の2日間のみ「津島ノ宮駅」が津嶋神社のすぐ近くで営業します。
そのため、夏季例大祭の期間に限り、電車で行くことができます。
電車も同様に花火大会終了後は混み合います。
津島ノ宮駅の場所
バス
乗る場所が限られますが、津嶋神社には三豊市コミュニティバスでも行くことができます。
「詫間三野線」という路線を走るバスに乗り、津嶋神社の目の前にある「東久保谷」というバス停で降りてください。
平日と土曜は運行されますが、日曜と祝日は運休します。
2024年の夏季例大祭は日曜日と月曜日に開催されるので、初日は利用できません。
「東久保谷」バス停の場所
香川県三豊市の津嶋神社に関するよくある質問
- 津嶋神社にトイレはありますか?
-
境内にトイレがあります。橋を渡る前に行きましょう。
- 夏季例大祭の期間以外で津嶋神社に行っても大丈夫ですか?
-
夏季例大祭期間中以外に、津嶋神社へ行っても、上記のように本殿へは行くことができません。
橋の前までは行くことができますが、扉が閉まっています。その上、橋の板が外されています。
香川県三豊市の津嶋神社まとめ
1年で2日間だけ全国からたくさんの人が訪れる香川県三豊市の観光スポットの一つである津嶋神社について紹介しました。
津嶋神社の本殿へ参拝できるのは、夏季例大祭が行われる8月4日と8月5日の2日間のみです。
また、橋と花火のコントラストも綺麗なので、花火だけでも見に行ってみてください。