この記事では、香川県内の紅葉の名所である大窪寺の紅葉について紹介していきます。
僕自身、2022年11月10日に見に行きましたが、ちょうど見頃を迎えていました。
記事内では、
- 大窪寺の紅葉の見頃
- 紅葉の見どころ
- 大窪寺へのアクセス・駐車場
について紹介していきます。
すでに見頃のピークは過ぎていますが、11月下旬まで紅葉を綺麗に見れるので、時間がある人は早めに行ってみてください。
大窪寺の紅葉の見頃
大窪寺は山の中にあるので、香川県内の平地よりも早く紅葉の見頃を迎えます。
大窪寺の見頃は11月中旬から11月下旬にかけてです。
2022年も例年どおりとなっています。
大窪寺の紅葉の状況はさぬき市の公式サイトで日々更新されているので参考にしてください。
大窪寺の紅葉の見どころ
「大窪寺のどこで紅葉が見れるの?」という方に向けて、大窪寺の敷地の中でも紅葉している場所を紹介します。
紅葉の見どころはそんなに広くありません。
紅葉の時期には、人が集まっているので見逃すことはないでしょうが、どこが紅葉しているのかを紹介します。
見どころは以下の場所です。
- 二天門と階段
- 本堂のイチョウ
- 中庭
- 二天門から本坊へ向かう道
二天門と階段
大窪寺には、仁王門と二天門という2つの門がありますが、二天門付近の階段の紅葉が綺麗です。
階段の上から見ても、下から見上げる感じで見ても紅葉が綺麗に見えます。
本堂のイチョウ
本堂の東側に大きな黄色のイチョウの木があります。
高さが26mもあり、写真撮影する人が多いです。
もみじよりも早めに散るため、11月下旬には散っています。
11月10日時点で、地面にイチョウの葉が落ちていました。
中庭
大窪寺の中庭は、もみじがたくさん植えられており、綺麗に赤く色づいている風景を見ることができます。
ただし、関係者以外は入ることはできないので、外から楽しむしかありません。
本坊から中庭方面を見ると、紅葉が綺麗に見えるのでおすすめです。
二天門から本坊へ向かう道
二天門から本坊へ向かう道は、南側に中庭があり、紅葉を楽しみながら歩くことができます。
まるで紅葉のトンネルのようになっており、ここで中庭を背景にして写真を撮影する人も多いです。
大窪寺へのアクセス
大窪寺は香川県さぬき市にあります。
標高774mの女体山の中にあり、大窪寺がある場所は標高450m地点に位置しています。
春から秋にかけては普通に行けますが、冬の時期は雪が積もったり、路面が凍結しているので、寒い日にはしっかりと装備をして行く必要があります。
車やバイクでのアクセスが便利です。
本数は少ないですが、さぬき市のコミュニティバスでも行くことができます。
大窪寺の場所
車・バイク
大窪寺へは車・バイクでのアクセスがおすすめです。
大窪寺へ続く道は舗装はされてはいるので、簡単に行くことができます。
下記で紹介する大窪寺の参拝客用の駐車場や八十八庵の駐車場に駐車することができます。
ただし、大窪寺へ向かう道は、山道でカーブが多いので運転に気をつけてください。
また、道路の端側は舗装が剥がれていたり、山から落ちた砂利や石などが落ちていることがあるので、バイクや自転車の人はハンドルを取られて転倒しないように注意する必要があります。
紅葉の時期は「長尾〜大窪寺」の道片側一車線で、運転が下手な車が1台でもあれば渋滞します。運次第ですが、ナビなどの予定時刻よりも長くかかる場合があるので時間に余裕を持って。
電車
八十八庵の周辺に電車の駅はありません。
電車を利用して行きたい場合は、以下で紹介するコミュニティバスと組み合わせて使うようにしましょう。
コミュニティバス
さぬき市を走るコミュニティバスの「志度・造田・多和線」を利用することで大窪寺まで行くことができます。
「大窪寺」バス停で降りれば、すぐに大窪寺に着きます。
運賃は乗車場所や降車場所は関係なく一律料金です。
平日は1人200円。
休日は1人500円となります。
参考 さぬき市コミュニティバス
コミュニティバスのいくつかのバス停は、JRやことでんとと接続しています。
そのため、電車と組み合わせて利用できます。
大窪寺行きの便が5便、大窪寺からの帰りの便も5便ありますが、休日は運行していなバス停やなどがあるので公式サイトの時刻表を確認してください。
一部のバス停では事前に電話予約が必要なところもあります。
詳しくは時刻表を参考にしてください。
大窪寺からさぬき市役所行きの便は以下の通り。
平日と休日で時刻表が違います。
平日 | 休日 |
---|---|
10:00 12:00 14:00 16:00 | 10:00 14:00 16:00 |
大窪寺の駐車場
大窪寺には参拝客用の駐車場があります。
誰でも駐車可能です。
以下の3つあります。
- 第一駐車場
- 第二駐車場
- 境内内駐車場
大窪寺近くにあるトンネルの前を左折すると第一駐車場や大窪寺があります。
直進して、左折すると第二駐車場があります。
第一駐車場
第一駐車場は、大窪寺の西側にある駐車場です。
仁王門は近いですが、二天門からは少し離れています。
トンネル前を左折し、大窪寺へ向かう道の左側にあります。
駐車場は広く、駐車場に入って右にも左にも駐車することができます。
車止めがない場所もあるので、バックして駐車する時に後ろに下がりすぎないように気をつけてください。
第二駐車場
トンネルを出て、1つ目の曲がり角を左折。
宿の八十窪の南側にある駐車場です。
第一駐車場よりも、紅葉スポットであるが近いです。
最初の左折しても第二駐車場に行くことができますが、人が通る道を通ります。
境内内駐車場
大窪寺の仁王門のすぐ横(北側)にある駐車場です。
駐車台数が少ないので、満車のときが多いです。
上記の3つの駐車場のほかに、八十八庵の利用者専用駐車場もあるので、八十八庵で食事や買い物をする人は利用してみてください。
大窪寺の周辺で紅葉スポット
大窪寺だけでなく、せっかくだから他の紅葉を見たいという人向けに、大窪寺の周辺の紅葉スポットを紹介します。
1番近いのは、4.7km離れた場所にある天体望遠鏡博物館。
イチョウが綺麗に咲きます。
車だと10分ぐらいで行くことができます。
また、17.4kmほど離れたところには、香川県内でも人気の紅葉スポットの塩江温泉郷があります。
大窪寺から西側に車で25分ほどです。
塩江温泉郷の中でも、岩部八幡神社と不動の滝が紅葉スポットとして人気です。
紅葉の時期には大窪寺バス停付近にさざんかも咲いている
さぬき市のコミュニティバスのバス停付近に咲く白いさざんかも綺麗です。
開花時期は10月から12月までなので、紅葉の時期にはちょうど咲いています。
紅葉とは別に、さざんかを撮影する人も多いです。
大窪寺を訪れた際には打ち込みうどんを食べよう
大窪寺のエリアは郷土料理の「打ち込みうどん」を食べることができます。
大窪寺のすぐ近くには「八十八庵」と「野田屋」という2軒のうどん屋があり、どちらの店も打ち込みうどんが人気です。
向かい合うようにありますが、「八十八庵」の方が圧倒的に人気です。
打ち込みうどんの値段は900円とそれほど高くないので、ぜひ大窪寺に訪れた際にはうどんも味わってみてください。
紅葉の時期には秋季限定の「栗飯(栗ご飯)」もおすすめです。
大窪寺の紅葉まとめ
四国八十八ヶ所の第八十八番札所「大窪寺」の紅葉について紹介しました。
だんだんと紅葉は終わっていきますが、11月中であれば楽しめるので、早めに行くようにしましょう。
紅葉を見るために大窪寺を訪れた際は、名物の打ち込みうどんも食べてみてください。