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2025年の夏に開催される花火大会まとめ

2025年8月25日から高松中央公園が2年間の再開発工事開始!銅像や遊具はどうなる?

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2025年8月25日から高松中央公園がリニューアル工事が始まります。

工事が終了するのは、2027年(令和9年)夏の予定なので、約2年間立入禁止になります。

記事内では、

  • 再開発する理由
  • 現状と再開発後の内容

などについて解説していきます。

正式名称は「高松市中央公園」ですが、記事内では一般的に呼ばれている「高松中央公園」と表記しています。

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目次

高松中央公園が再開発工事する理由

高松中央公園が再開発される理由は、大きく2つあります。

施設老朽化による維持管理費の増大

高松中央公園は1986年の開園から約40年経っており、施設が老朽化しています。

現在、高松市は高松中央公園の維持管理に年間約1,500万円を使っています。

今後さらに施設が老朽化すれば、管理費は増える一方です。

そのため、再開発で施設を新しくし、維持費を抑える狙いがあります。

高松中央公園目的で人が来ていない

高松中央公園は、イベント時を除くと、散歩する近隣住民や通勤・通学の通り抜けが中心です。

本来にぎわうはずの休日でも利用は少なく、平日の日中に人が多いという逆の状況になっています。
夜間は平日・休日ともに人がほとんどいません。

そこで再開発によって、公園自体を目的に訪れる人を増やし、より多くの市民に利用される場にすることが目標です。

再開発後の高松中央公園はPark-PFI制度を利用してルーヴのカフェが営業

再開発後の高松中央公園では、Park-PFI制度が導入されます。

Park-PFI制度とは、民間事業者が公園の敷地内で店舗を営業し、その収益の一部を土地使用料として納める仕組みです。
徴収されたお金は公園の維持管理費に使われます。

公園にとっては安定した収入源となり、事業者にとっても売上を伸ばせる仕組みです。

広島県福山市にある福山市中央公園では、すでにPark-PFI制度が導入されています。

園内のレストランから使用料を徴収し、維持費に充てています。
制度を導入した結果、公園を訪れる人が以前より増えたという実績もあります。

高松中央公園では、北側に店舗を持つ洋菓子店「ルーヴ」が事業者に決定しました。

再開発後は、公園北側に「スイーツ&ベーカリーカフェ」をオープンする予定です。
イートインだけでなく、テイクアウトでも利用できる施設になります。

高松中央公園の再開発の内容

高松市の中央公園

今回の高松中央公園の再開発工事には、カフェ整備費を除き15.5億の予算が組まれています。

この予算を使い、再開発後は芝生広場や子ども向け遊具、カフェや休憩施設が整備される予定です。
老朽化したトイレも一新されます。

さらに、新しい建物を建て、ガーデンウェディングができるようにする計画も進んでいます。

休日には家族連れや観光客が訪れやすくなり、公園がにぎわうきっかけになります。
夜でも安心して利用できるよう、照明や防犯対策も強化される見込みです。

これにより、高松中央公園は「通り抜けの公園」から「目的地の公園」へと変わることを目指しています。
市民の憩いの場であると同時に、観光やイベントの中心としても期待されています。

再開発前の現状を場所ごとに紹介します。

樹木の伐採・剪定

現在、公園内に生えている樹木は、過密状態のところが多く、枯れていたり弱っているものも多いです。

弱っている木などを伐採して、樹木の本数は現在の7割ぐらいになる予定です。

適度な樹木の伐採は、防犯面・衛生面の向上にも繋がります。

工事が始まった後は、木に色の違ったテープが巻かれていました。

それぞれの木の状態を確認した上で、伐採や剪定などの目印となっているのでしょう。

ライトの数を増やして夜も通いやすい公園にする

再開発工事前の高松中央公園(夜)

高松中央公園は夜になると園内に設置されたライトが点灯していますが、場所によってはライトの光が届かず、真っ暗の場所もあります。

そのため、夜間利用者を増やすために、公園内に照明を増やします。

木や噴水をライトアップしたり、地面にライトを埋め込む「フットライト照明」なども設置予定です。

遊具を新設

現在、高松中央公園の南西エリアには、いくつかの遊具が設置されています。

遊具は新設される予定です。

芸術作品はそのまま

高松中央公園には、芸術家イサム・ノグチ氏の遊具彫刻が2点設置されています。

設置場所が変更される可能性はありますが、撤去される予定はありません。

芝生広場は拡張

高松中央公園は、大きな芝生広場があります。

イベント開催時には、ここがメイン会場となる場所です。

再整備後は、芝生広場の面積が増える予定です。

高松中央公園は、旧市営球場の跡地に整備され、1986年に開園した公園です。

野球場だった名残として、芝生広場には今でもホームプレートがあります。

一部の銅像は移設

高松中央公園にはたくさんの銅像が設置されています。

この内31体の銅像は移設予定です。

もともと野球場だったこともあり、野球関連の2人の銅像もあります。

1人は高松市生まれの水原 茂みずはら しげるさんで、現役選手として巨人で活躍し、引退後は巨人や中日の監督を歴任しました。

もう1人はまんのう町生まれの三原 脩みはら おさむさんで、プロ野球第一号選手として契約巨人に入団。引退後も近鉄やヤクルトなどの監督を歴任した人です。

「ハゲさん」というたぬきの銅像もあります。

一部の銅像の撤去・他の場所へ移設

高松中央公園には、複数の女性の銅像が設置されています。

上記の「女の子二人」という像は、瀬戸大橋の開通を記念して作成されたもので、1989年に高松市に寄贈されて設置されました。

設置当初は全く問題視されてなかったのですが、最近になって問題視され始め、撤去を求める声が大きくなっていました。

そこで、今回の再整備工事の際に、女性の銅像は高松中央公園から撤去され、どこかに移設されることになっています。

よくある質問はこちら

高松中央公園の地下にある駐車場は再開発工事中も使えますか?

高松中央公園の地下にある「高松市立中央駐車場」は、再開発工事中でも今まで通り使える予定です。

高松市立中央駐車場

高松中央公園の駐輪場は再開発工事中も使えますか?

高松中央公園の再開発工事中は、公園の駐輪場は利用不可になります。

高松中央公園の再開発工事中は完全に使えなくなるのですか?

高松中央公園の再開発工事中は、工事関係者以外立入禁止になります。

ただし、南東部分のベンチと銅像があるスペースは再開発工事中でも使えるようです(この部分を工事する際は閉鎖されます)。

高松中央公園で開催されていたイベントはどうなる?

高松中央公園では、毎年8月に開催される高松市で1番大きな祭り「さぬき高松まつり」の他に

  • アスパラ大騒ぎ(毎年4月に開催)
  • 肉肉パーク
  • ロハスパーク高松

などのイベントが毎年開催されています。

工事中は高松中央公園の敷地に入ることができないので、これらのイベントは、再開発工事中は別の場所で開催されることが検討されています。

高松中央公園の再開発工事はいつまでですか?

高松中央公園の再開発工事は2027年(令和9年)7月30日に終了予定です。

2025年8月から2年間再開発工事される高松中央公園まとめ

2025年8月から2年に渡って間再開発工事が行われる高松中央公園について紹介しました。

以前は毎年冬になると「高松冬のまつり」というイルミネーションイベントがあったりもしましたが、現在はなくなっています。

このように、時代とともに変わっていくのは仕方ないので、2年間の再開発期間が終わるまでしばらく待ちましょう。

工事が終われば、現在よりももっとたくさんの人に使われる近代的でオシャレな公園に生まれ変わると思います。

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記述している内容は記事執筆時の情報を元にしています。できるだけ最新情報を掲載するようにしていますが、情報が間違っている場合はご指摘していただけるととありがたいです。

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