一太郎像や猿小屋が有名な多度津町の香川県立桃陵公園【遊具はない】

公園内にキャンプ施設はありません。

2024年3月30日

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香川県立桃陵公園は、1931年に完成した歴史ある公園です。
約100年間、多度津町の人たちに愛されています。

園内には約1,500本の桜が植えられており、多度津町随一の桜の名所。
春にはたくさんの人がお花見を楽しみます。

桜が1番有名ですが、他にも様々な種類の花が植えられているので、一年を通して楽しめる公園です。

桃陵公園の展望台からは北側を見ると、瀬戸内海が一望できる景色のいい場所でもあります。

「公園」となっていますが、遊具はないので気をつけてください。

基本情報はこちら

多度津町の香川県立桃陵公園の見どころ

多度津町の香川県立桃陵公園は、「香川新50景」や「香川のみどり百選」の市街地に近い緑部門に選ばれているほど綺麗な公園です。

桜以外にも、公園内には多くの花や植物が植えられており、四季折々の自然を楽しむことができます。

公園内には遊歩道が整備されているので、ゆっくりと散策もできます。

多度津町の香川県立桃陵公園の見どころを紹介します。

多度津町の香川県立桃陵公園にある「一太郎やぁい銅像」は、戦時中にあった事実を元に建てられた銅像です。

桃陵公園のシンボル的存在。

公園内に設置されている説明書きには以下のように書かれていました。

明治37・38年、日露戦争の際、多くの将兵が眼下の多度津港から船に乗り出兵しました。この中に岡田梶太郎（通称一太郎）がいました。

その母カメは早朝、三豊郡豊田村から、わが子、一太郎を見送ろうとかけつけましたが、船はすでに常を離れていました。そこで大声で「一太郎やぁい、わかったら鉄砲をあげろ」と叫けびました。

この母性愛にあふれたその声や姿を再現して後世に残そうと昭和6年に銅像がこの場所に建てられましたが、その後、太平洋戦争中には、金属回収で撤去されました。この像は、昭和18年に多度津町の膨刻師・神原象峰が元の台石の上にコンクリートで作製したものです。

この銅像は一太郎ではなく、一太郎の母親です。

多度津港の方角を向いています。

桃陵公園にある展望台からは、北側と東側の景色を見ることができます。
西側には木があるため、はっきりと見ることはできません。

高見島や佐柳島を結ぶフェリーが発着する多度津港が目の前にあります。

その奥には今治造船があり、巨大なクレーンなどの重機が見えます。

暗くなると夜景も楽しめます。

毎年8月初旬に開催される「たどつ夏まつり」の花火は多度津港から打ち上げられるため、桃陵公園は絶好の鑑賞スポットとなります。

2023年の日程は未発表ですが、2022年は8月6日(土)20:30〜21:10に実施されました。

網には南京錠がいくつか付いていました。

桃陵公園には、なぜかニホンザルが2匹飼育されています。

特にやることもなさそうで、かなり暇そうにしています。

網に触れたりすると、猿が一気に近づいてくるので、網には触らないようにしましょう。

お子さん連れの人は、子どもが網に触ったり、指を入れないように特に気をつけてください。

メロディ時計カリヨンは、桃陵公園の北側にある時計です。
白い3本の柱に12個のベルが付いています。

時計は付いていないですが、1日に4回だけ童謡の音楽が流れることで時間を知らせてくれます。

音楽がなるのは以下の4つの時間です。

時間だけでなく時期によってなる音楽も違っています。
以下のような組み合わせで流れます。

スクロールできます

時間	春 (3〜5月)	夏 (6〜8月)	秋 (9〜11月)	冬 (12〜2月)
7時	ちょうちょ	かっこう	かかし	灯台守
13時	さくらさくら	われは海の子	とおりゃんせ	ゆき
15時	こいのぼり	ほたるこい	家路	雪山讃歌
21時	むすんでひらいて	うみ	つき	ともしび