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2025年の香川県の最低賃金は970円から1,036円に変更【2025年10月18日から施行】

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最近上がったって聞く香川県の最低賃金はいくらなんだろう?
全国的にはどれぐらいの高さなのかな?

この記事では、香川県の最低賃金について解説していきます。

香川県では毎年少しずつ最低賃金が上がっており、昨年の2024年(令和6年)には2023年より55円上がり970円になりました。

そして、2025年(令和7年)10月18日から香川県の最低賃金は、2024年より66円上がり1,036円となります。

記事内では

  • 今回の最低賃金のアップについての情報
  • 今までどのように最低賃金額が推移してきたか

を紹介していきます。

香川県で働く人はぜひチェックしてください。

目次

2025年の香川県の最低賃金は66円アップして1,036円に

2024年の最低賃金ポスター

最低賃金には

  • 地域別最低賃金
  • 特定(産業別)最低賃金

という2つの種類があります。

地域別最低賃金は、各都道府県で決まっている最低賃金のこと。
正社員はもちろん、アルバイトやパート、派遣労働者に適用されます。

特定(産業別)最低賃金は、特定の産業で働いている人に適用されている最低賃金のことです。

地域別最低賃金が1,036円にアップ

2025年には、香川県の地域別最低賃金は昨年の970円から66円アップし、1,036円になりました。

香川県では、2023年に初めての時給900円超え、2024年の52円の引き上げは、2002年以降で最大となりました。

そして、2025年には、初めて時給1,000円を超え、前年比の上昇額を上回る66円で、過去最大を更新しました。

この66円の賃金上昇は、全国一律ではなく、香川県の場合。
全国平均も66円の引き上げなので平均の上昇額です。

「66円」の上昇を多く感じるか少なく感じるかは人それぞれですが、2時間働いたら132円の違いが出ます。
パンやアイスが1個買える金額です。

アルバイトが多い学生には嬉しい賃金アップだね!

特定(産業別)最低賃金もアップ

上記で紹介した地域別最低賃金が970円になったことに合わせて、特定(産業別)最低賃金もアップしました。

こちらは、例年通り12月から適用されました。

特定(産業別)最低賃金は、職種によって以下のように特別に4つの最低賃金が設定されています。

産業最低賃金額
(変更前)
香川県冷凍調理食品製造業1,036円
(970円)
※令和7年(2025年)10月1日から適用
香川県はん用機械器具、生産用機械器具、業務用機械器具製造業1,092円
(1,040円)
※令和6年(2024年)12月15日から適用
香川県船舶製造・修理業、舶用機関製造業1,093円
(1,041円)
※令和7年(2025年)1月8日から適用
香川県電子部品・デバイス・電子回路、電気機械器具、情報通信機械 器具製造業1,036円
(1,030円)
※令和7年(2025年)10月1日から適用
産業別の最低賃金

特定(産業別)最低賃金が地域別最低賃金より低かった場合は、地域別最低賃金の方が適用されることになっています。

したがって、今回の変更で「香川県冷凍調理食品製造業」の方は970円ではなく、1,036円の方が適用されます。

どんな仕事でも、深夜・早朝の時間帯(午後10時~午前5時)の勤務時には、賃金を25%以上増額されます。

香川県の最低賃金額の推移

香川県の最低賃金がどのように推移しているかを紹介します。

平成20年から令和4年までの最低賃金は以下の通りです。

年度最低賃金額前年比上昇額
平成20年
(2008年)
651円
平成21年
(2009年)
652円+1円
平成22年
(2010年)
664円+12円
平成23年
(2011年)
667円+3円
平成24年
(2012年)
674円+7円
平成25年
(2013年)
686円+12円
平成26年
(2014年)
702円+16円
平成27年
(2015年)
719円+17円
平成28年
(2016年)
742円+23円
平成29年
(2017年)
766円+24円
平成30年
(2018年)
792円+26円
令和1年
(2019年)
818円+26円
令和2年
(2020年)
820円+2円
令和3年
(2021年)
848円+28円
令和4年
(2022年)
878円+30円
令和5年
(2023年)
918円+40円
令和6年
(2024年)
970円+52円
令和7年
(2025年)
1,036円+66円

こうみると、ずっと最低賃金は上昇し続けているのが分かりますね。

1円や2円しか上がってない年もあるので、今回の40円アップというのは異例の上がり方と言えます。

実際に、40円の引き上げ額は、2002年度以降の時給表示された最低賃金で、これまでの最大の上げ幅となります。

これは、世界情勢による物価高騰や、円安の影響が大きいからです。

平成25年までは600円台、平成30年までは700円台という事実は、今の若い人たちは想像できないでしょうね。

香川県の最低賃金は2024年時点で全国的に31番目に高い

2024年現在、香川県の最低賃金は四国の中では徳島県(最低賃金1,046円)に次いで、2番目に高く、全国では上から31番目。

2024年も31番目だったので、順位は変わっていません。

ただ、2022年時点では、全国28位だったので、少し下がっています。

ということは、全国的にはすごく低くはないですが、真ん中よりも下だと言えます。

最低賃金が高いTOP3は

  • 東京都:1,226円
  • 神奈川県:1,225円
  • 大阪府:1,117円

となっています。

やはり、人が集まる都会は最低賃金が高いですね。

といっても、都会は家賃が高いので、最低賃金が高いからといって田舎よりも裕福に生活できるとは限りません。

逆に最低賃金が1番低いのは、

  1. 高知県
  2. 宮崎県
  3. 沖縄県

の1,023円。

その次に

  1. 鹿児島県(1,026円)
  2. 青森県(1,029円)
  3. 佐賀県・鳥取県(1,030円)

と続きます。

2025年からは、香川県以外にも、時給1,000円以上になっています。

日本政府としては、2029年までに時給1,500円を目指しているようなので、これからも最低賃金額は上昇していきそうです。

2025年の香川県の最低賃金まとめ

2025年の香川県の最低賃金は、2024年(令和6年)から66円上がり、1,036円になったことを紹介しました。

働いている側からすれば賃金が上がることは嬉しいですね。
雇う側からすれば、逆に人件費が上がるのできつくなりそうですが。

仕事探しは、香川県内のハローワークや、求人サイトを使ってみてください。

今後、最低賃金の金額の変化があれば随時追記していきます。

参考 香川県の最低賃金のお知らせ|香川労働局

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記述している内容は記事執筆時の情報を元にしています。できるだけ最新情報を掲載するようにしていますが、情報が間違っている場合はご指摘していただけるととありがたいです。

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